金沢市角間地域に出現した卯辰山層新露頭
2000年7月1日

 新4年生たちのフィ−ルドの下見に行く途中,角間キャンパスのすぐ裏手に巨大な切り割りを見つけた.そこに露出していたのは卯辰山層だった.


 青灰色の泥岩,さまざまな粒径の砂岩,そして細礫岩が複雑に成層している.


 見事なスコアアンドフィル構造だ.上位の粗粒岩が下位の細粒岩を明瞭に浸食している.

 露頭の中央上部にはとくに明瞭な浸食構造が認められる.

 その浸食構造は露頭の下部にまで達していた.

 浸食構造の拡大してみたところ.

 この露頭がいずれセメントで覆われるのはじつにおしい.

  • Camera: Konica 現場監督WB
  • Lens: Konica Lens 35mm f.3.5
  • Film: Fujicolour Super 400
  • Scanner: Epson FS-1200WINS