南タイ,カンボジア,ラオス渡航(抜粋)
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2005年9月18日〜10月6日
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2005年9月18日(日):金沢→関西空港→バンコク→ハジャイ 早朝に金沢を発ち,関西空港,バンコク経由でハジャイに到着.航路上は雲ばかり.バンコクの都市部と海岸付近が見えただけ. |
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2005年9月19日(月):ハジャイ 午前中はプリンスオブソンクラ大学(PSU)で調査研究の打合せ. |
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午後からゴム工場の見学に出かける | ||
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工場の裏手に汚水池.そしてゴム林があった. | ||
2005年9月20日(火):ハジャイ 午前中,ソンクラ湖の下見にでかける.広大な湖の一面にわたってエビが養殖されていた. |
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湖南部の中央から岸にかけて採泥してみる.いずれの地点からも赤茶色の表層泥をともなう青灰色の泥が回収された.岸近くの堆積物は砂質となる. | ||
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エビを誘い込む灯油ランプがおもしろい. | ||
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午後はPSUでゴム関連の実験施設を見学する. | ||
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そして夕方にはふたたびゴム工場へ. | ||
2005年9月21日(水):ハジャイ ホテルのバスルームで終日堆積物の洗浄作業.タイ式のウォシュレットはこんなときに便利だ. |
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2005年9月22日(木):ハジャイ→バンコク 午前中に荷物のパッキングなど.午後,PSU訪問後にハジャイ空港へ. |
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残念ながら座席は主翼の上だった. | ||
2005年9月23日(金):バンコク 市内でCCOP関係者と打合せ.そして夕方にタイ資源局元局長の退官記念パーティへ. |
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2005年9月24日(土):バンコク→プーケット→カオラック お昼ころにバンコクを発ってプーケットへ.やはり雲が多い. |
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プーケットへ近づくとともに地表が見えるようになってきた.パンガー湾の島々が見えてくる. | ||
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赤外線で地形の詳細がさらによくわかる. | ||
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プーケット空港で日本からの津波調査隊と合流しカオラックへ.津波の影響のためかリゾートホテルに格安で宿泊できた.夕方から激しい雨になる. | ||
2005年9月25日(日):カオラック→プーケット→バンコク 朝から激しい雨が降ったり止んだりの天気だった.海岸へ向かうものの海は大荒れで船は出せそうにない.雨のせいか津波で折れた海岸の木々がやけに痛々しく見える. |
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海へ出ることをあきらめて津波被害地を見て回る.カメラを出せないほどの雨がずっと降り続いていた. | ||
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夕方の飛行機でバンコクへ. | ||
2005年9月26日(月):バンコク→プノンペン 早朝便でプノンペンへ.多量の水があふれだしたトンレサップ川が高度を下げ始めた飛行機からよく見えた. |
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トンレサップ川上空からメコン河上空へ.ふたつの河川の間には泥水が広がる. | ||
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バサック河との合流点上空を通過してプノンペンへ到着. | ||
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古内さんらとプノンペン大学訪問後にチャクトムクへ行った.川岸には風船割りゲーム屋がびっしりと立ち並び,川のようすはほとんど見えない.川岸には割れた風船のゴミばかり. | ||
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夕食はホテルのオーナーの招待でのカンボジア料理. | ||
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食後にトンレサップ河畔のバーで一杯.ここで飲み過ぎた村Pと神納がホテルのロビーで苦悶の表情を浮かべる. | ||
2005年9月27日(火):プノンペン ゴム関係の省庁を古内さんと訪れる. |
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ホテルの玄関では大気サンプリングのまっさいちゅう.学生たちは調査の準備. | ||
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午後に環境省,そして水文河川局へ.河川局裏手の間際までバサック河の水が達していた. | ||
2005年9月28日(水):プノンペン メコン河に採水に出かけた.水面から川岸までの高さは2mほど.ほぼ満水状態だ.遊覧船を借り上げてメコン河へ向かう. |
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メコン河のほぼ中央で採水. | ||
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教育学研究所へ立ち寄ってからインド料理の昼食をとる. | ||
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午後は閣僚評議会,そして資源局へ立ち寄ったあとプノンペン空港へ.ここで学生ふたりが帰国していった. | ||
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日がすっかり落ちてから古内さんがサンプラーを回収する. | ||
2005年9月29日(木):プノンペン→シェムリアプ 午前中の飛行機でシェムリアプへ.トンレサップ川に沿って飛ぶ飛行機から氾濫のようすがよく見えた. |
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トンレサップ湖南端のデルタもすっかり水没している. | ||
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湖の中央部へさしかかる.北東岸もかなりの部分に水が広がっていた. | ||
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白く見える部分が浸水林の樹冠帯.水は内陸部のかなり奥にまで達しているようだ. | ||
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プノンクロムは完全に島になっていた.飛行機は荒木のフィ−ルド上空付近をとおって空港へ. | ||
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広がった湖面とプノンクロムを右手に見ながらシェムリアプに到着. | ||
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遺跡整備機構森林・水部門での打合せ後に植林試験地を訪れる. | ||
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そして夕方,アンコールワットで大気サンプリングの場所をの確認する. | ||
2005年9月30日(金):シェムリアプ 夜明け前にアンコールワットへ到着.古内さんがサンプラーをセットする.午前6時ころにアンコールワットで日の出を眺める. |
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サンプリングは快調に続く.しかし午前遅くになると空模様が怪しくなってきた. | ||
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お昼前に雨がぽつぽつと落ち始めじきに1週間ぶりのスコールになった.アンコールワットから急いで撤収. | ||
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夜には市内のバーへ. | ||
2005年10月1日(土):シェムリアプ 早朝,古内さんを国道沿いのお寺へ残して湖へ. |
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プノンクロムへ向かう道路の左右にまで水が達していた. | ||
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船着場はプノンクロムの南麓にあった.いつもの船をさっそく借り上げて湖へ.水上住宅群が山の近くにまで移動してきている. | ||
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あの祠はいまにも水没せんばかりになっていた. | ||
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浸水林地帯をとおって湖へ.外湖だというのにどこへ行くのかタライボーイズたち・・・. | ||
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観測タワーはあたまだけを水面上にのぞかせていた.水深8.3メートル.ほぼ満水だ. | ||
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湖水の透明度も高い. | ||
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帰りに立ち寄った水上レストランで周囲を眺めてみる. | ||
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そしてプノンクロムから湖を眺める.これほど水の多い湖を見るのは久しぶりだ. | ||
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古内さんをお寺に迎えに行ってこの一日が終わった. | ||
2005年10月2日(日):シェムリアプ→パクセー 早朝便でシェムリアプからラオスのパクセーへ.古いタイプのATRだった.飛行機の中はがらがら. |
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離陸した飛行機からシェムリアプ空港が見えた.アンコールワット,アンコールトム,そして東バライを見おろしながら飛行機は北上していく. | ||
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高度を下げ始めた飛行機の窓から変わった形のラオスの山々が見えてきた. | ||
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メコン河が見えてきた.パクセー橋がメコンをまたぐ.その上空を通過して空港に到着. | ||
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迎えの車でチャンパサクホテルへ.元王宮だっただけあって洒落たデザインのホテルだ. | ||
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歩いて10分ほどのパクセーの市場にでかけてみる.品揃えは思ったよりも豊富だった. | ||
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さらに歩いてメコン河河畔へ. | ||
2005年10月3日(月):パクセー ユネスコ・エコトーン会議の開幕.オープニングセレモニーに続いて集合写真の撮影がある. |
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午後に市場をふたたび訪れる.食料も豊富だ.その後はホテルに戻って翌日の講演準備. | ||
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夕食前に仏教の式典が行われた. | ||
2005年10月4日(火):パクセー 午前中は前列で講演を聴きながら自分の話の準備にいそしむ.振り返れば古内さん. |
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講演が終わった午後から別の市場へ行ってみた.衣類売り場がやけに多い.タバコの山のような束が目にとまる. | ||
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メコン河とパクセー橋を見にいく.日本の援助で作られた経緯がプレ−トに書いてあった. | ||
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橋を渡って対岸へ.左岸には水位観測用らしい施設が見える. | ||
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右岸から見るとこの橋面がみょうに凸凹している.この付近には中生界か古生界と思える硬い砂岩が露出していた. | ||
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夕食はBBQスキ.ある現場をとおってホテルへ戻る. | ||
2005年10月5日(水):パクセー→シェムリアプ→バンコク ホテルからトゥクトゥクでパクセー国際空港へ.駐車場入口から先は歩く羽目になる.出発1時間前だというのに出発ロビーには誰もいない. |
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離陸した飛行機はメコン河上流をとおってシェムリアプへ向かう. | ||
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雲のすきまからラオスの地形を眺める. | ||
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シェムリアプに近づくと雲がたなびくクーレン山が見えてきた.プノンボクも見えるようになる. | ||
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遺跡地域南方からシェムリアプ市上空をとおって空港へ. | ||
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すぐにバンコク便に乗り換える.島となったプノンクロムが遠くに見える. | ||
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北へ広がる浸水地帯を眺めながらバンコクへ. | ||
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そしてバンコクのドンムアン国際空港に到着. | ||
2005年10月6日(木):バンコク→関西空港→金沢 午前便でバンコクを出発.雲が多い. |
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メコン河は見ることができた.ヴェトナムの海岸地帯もかろうじて見える. | ||
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飛行機が南をとんだせいか琉球列島はまったく見えなかった.室戸岬上空から四国東岸へ. | ||
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関西空港着.JRに乗り換えて金沢へ. | ||
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