国道304号線沿い金沢市東原付近の新露頭

2010年6月30日(水)


 地学実験の実習地の下見に出かけ,富山県福光方面へ足をのばしたところ,金沢市東原付近の国道304号線沿いにでできたばかりの大きな露頭をみつけた.調べる時間がなかったため,とりあえず露頭を画像におさめた.


 全体に青灰色から暗灰色の泥質岩からできているようだ.層理面が不明瞭に発達する.傾斜は東に約30度といったところだろう.

 層厚30cmほどの灰色の凝灰岩が明瞭に挟在する.

 暗灰色の泥質岩と淡灰色の泥質岩とが不規則ながらも互層する.岩相からは高窪層なのか大桑層下部なのか判断がつきかねる.

 この露頭の約50m西方には砂質岩とも凝灰岩とも思える岩相もあった.

 改めて調べに行くことを考えながら露頭を離れた.
 

2010年6月30日の走向ルートと新露頭の位置(012)


  • Camera: Pentax Optio W60
  • Lens: SMC Pentax Zoom 5-25mm f.3.5-5.5
  • GPS: Garmin Venture HC