奥能登一周,新第三系露頭状況調査

2011年11月7日(月)


 大学祭期間とあって授業がなくなったため,ひさしぶりに奥能登の海岸をめぐりながら新第三系の露頭状況を見にでかけた.午前8時半に角間キャンパスを出発.山側環状道路から能登有料道路をとおって穴水で一般道へ下りた.地質とは無関係だがまずは穴水の「ぼら待ちやぐら」で一時停車.


 このやぐらをじっくりとながめるのは初めてかもしれない.以前はとおりがかりに眺めただけのような気がする.

 内湾だけあって海面は鏡のようになめらかだ.

 海中には小魚の群れがいた.偏光フィルターを忘れてきたためよく見えないが・・・.

 途中にあったポケットパークから富山湾をながめてみる.湾内にくらべたらさすがに波がある.

 11時ちょうどに宇出津ポケットパークにはいった.よくわからない正方形のモニュメントがある.その表側には意味がさらにわからないアヒルの彫刻がある.

 遊歩道がポケットパークからさらに奥へ続いているようだった.

 11時半に恋路海岸に到着.「ラブロ恋路」というおそろしくさびれた施設があるのみ.

 海岸沿いに火山岩の露頭があった.海岸は礫質.

 ネコがやたらと多い.野良猫にしては毛並みがいいしひとなつこい.

 車を10分ほど走らせたところで見附島に到着した.台風や地震のためにかなり崩れたと聞いていたが,以前とくらべてそれほどの変化はないように思えた.

 「えんむすびーち,見附−恋路」というつり鐘があった.

 なんとなく寒々とした海岸の公園とそこにある社.

 しばらく車をはしらせ,12時半すぎにランプの宿がある金剛岬に到着した.駐車場からはるか下にその宿を見おろす.黒くねっとり光る屋根瓦がなんだか要塞のように見える.

 ここは日本三大パワースポットのひとつらしい.そのためなのか,ふしぎな形のモニュメントや空中展望台という崖からつきだした遊歩道が設置されていた.

 その空中展望台から見おろすランプの宿.

 遊歩道沿いに岬をぐるりと歩いてみた.年中の強風のためか樹木がみごとに傾いていた.

 海岸を構成するのは火山岩だろうか.

 遊歩道をさらに歩いてみる.

 はるか遠くの岬には堆積岩らしいかたむいた地層があった.沖合にある灯台の基礎は岩礁なのだろう.

 能登半島北岸をずっと走って14時前に輪島の千枚田に到着.

 ここにもパワースポットができていた.”せっぷんとんねる”という気になる名前の名所もあるようだ.

 輪島でおそめの昼食をとる.空中展望台の入場券に傷害保険が含まれていることにここで気づいた.

 輪島から能登有料道路を一路金沢へ.途中で立ち寄った西山ICでは魚がぐるぐると回っていた.

 山側環状道路を経由して午後5時前に角間キャンパスに到着.

今日の走行ルート


  • Camera: Casio Exilim EX-F1, Pentax Optio WG-1 GPS and Nokia E72
  • Lens: Casio Zoom Lens 7.3-87.6mm f.2.7-4.6 and SMC Pentax Zoom 5-25mm f.3.5-5.5