羽田空港から小松空港への飛行機から
2001年2月27日

 午後2時45分発の日本航空で羽田空港から小松空港へ向かう.東京上空の天気はよかったが大気にはややもやがかかっていた.離陸した飛行機は房総半島上空で大きく西に向きを変え,東京湾上空を通過して内陸部にはいっていく.そして武蔵野台地上空を通過してさらに北西へ.

 

 すぐに関東山地の上空にさしかかる.山稜部にはまだ雪が残っている.


 

 八ヶ岳がみえるようになったあたりで,眼下に雪で覆われた高地の平坦面がみえてきた.いったいどこだかわからない.

 
 

 しばらくすると諏訪湖がみえてきた.一面に氷が張っているらしく白く輝いている.天竜川の流出口の位置がよくわかる.諏訪湖の西側には松本盆地がみえてくる.


 

 フォッサマグナの一部である松本盆地の全容がよくわかる.西縁の直線的な地形がとても特徴的だ.盆地の南端部にも直線的な流路をもつ河川がみえる.


 

 そして飛行機は飛騨山地上空にさしかかった.黒部湖のあるあたりは残念ながら山中にあってわからない.遠くには日本海や富山湾がみえる.


 

 飛騨山脈の北端部あたりを通過したところで飛行機は真西に進路をかえ高度を下げはじめた.


 

 そして手取川中流あたりの上空を通過する.手取川の段丘が雪にすっかり覆われている.遠くには手取川扇状地や河北潟,そして金沢市内までも見ることができる.


 

 手取川のダム湖上空を通過して飛行機はさらに西へ.辰口町や小松市北部の丘陵地帯がみえるようになってきた.


 

 そして飛行機は遠くに白山,眼下に柴山潟を見下ろしながら小松空港に到着した.


  • Camera: Olympus XA
  • Lense: F-Zuiko 35mm f.2.8
  • Film: Fujicolour Super 400 and Superia 100
  • Scanner: Epson FS-1200WINS