岐阜県白川郷合掌造集落

2006年5月16日(火)


 視察旅行中のアンコール遺跡整備機構関係者との面会に岐阜県の白川郷へ行った.総合教育棟を午後3時に出発.自然科学研究科棟へ立ち寄り,市内山側環状道路を通って森本インターチェンジで高速道路に乗った.しかし,面会予定の午後5時より大幅に早く到着しそうだったため白川郷のひとつ手前の五箇山インターチェンジで一般道に降りる.それでも午後4時すぎに目的地の白川郷に到着した.通りがかりの道の駅で一休み.遠くみえる山々の積雪が奇妙に黄色っぽい.


 一般道をゆっくり走っても10分ほどで合掌造集落群に到着してしまった.一般駐車場に車を止める.同行したのは古内さんと彼の愛弟子で4年生の正井君.

 予定時刻の午後5時までちょっとした観光をすることにした.石垣の花がきれいだった.

 石垣に使われている円礫は庄川から採ってきたものだろう.エアコンの室外機が木目調に塗られているのは珍しい.

 合掌造住宅が田植え前の水田に映える.

 近くで見ると藁葺き屋根はなかなか複雑な構造をしていた.屋根の下方になるほど地面に対して角度が強くなるようだ.ところどころに太い枝が突っ込まれている.

 住宅によって藁の葺き方が違うようだ.この住宅は藁の角度が屋根に対して全般的に直角になっているように見える.

 道ばたにはスイセンの花が多い.山の積雪はやはり黄色がかっている.

 集落の奥へ向かっていくつもの合掌造が並ぶ.家々をながめながら待ち合わせ場所の駐車場へ戻った.

 狭い路地には五平餅の看板が並んでいた.空腹に耐えかねた古内さんが五平餅を買いに走る.
 午後5時から1時間ほど整備機構関係者と楽しく懇談,そして遺跡区域での研究についての打合せ.復路は一般道のみを走って午後7時45分に角間キャンパスへ戻った.

  • Camera: Pentax Optio S4
  • Lense: SMC Pentax Zoom 5.8-17mm f.2.6-4.8