土木建設工学科講義「地質学概論」の記録(1)
2007年度後期(10月9日:金沢大学ポンプ室奥の沢)

  今年から1限のみしかこの講義で使えなくなったため,犀川での実習をとりやめ角間キャンパス内で野外実習を行うことにした.第一回目のテーマは大学ポンプ室奥の沢に露出する大桑層の砂岩と貝化石.自然研の講義室での説明のあと全員で現場へ移動する.高原さんと研究室4年の伊藤が手伝ってくれたものの,履修者77名はさすがに多い.沢の中は今朝までの雨でかなりぬかるんでいた.そこに全員で踏み込み沢の奥に露出する砂岩を観察してもらう.一部に不満の声があがってはいたが楽しげな声も聞こえてきた.


 現場からの下りはちょっとした崖になっている.全員が大桑層の砂岩を両手でしっかりさすりながら下っていく.

 ポンプ小屋前で午前10時15分に解散.現場での活動時間は1時間弱.最初の実習にしては成果はまあまあといったところか.

− 今日のルート −


  • Camera: Ricoh Caplia 500G wide
  • Lense: Ricoh Zoom Lens 5.8-17.4mm f.2.5-4.3