環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録(7)
2011年度後期(12月6日:角間キャンパス南地区の石材)

 天気はそこそこによかったが肌寒い朝だった.朝のキャンパスを総合教育棟から南地区へと歩く.


 アカンサス連絡橋をわたって角間キャンパス中地区へ.

 いつものベンチの横をぶらぶらとあるいて南地区へ向かう.

 もうひとつの連絡橋のアクリル窓は朝露ですっかり曇っていた.

 講義室にて今日の実習内容「南地区で実用的に使用されている天然石材を探す」について説明し,学生たちとともに自然科学研究科棟から外へ出た.

 自然科学研究科棟の正面玄関を出てすぐのところにカコウ岩と安山岩がならんで用いられているところがある.これをみつけた学生数名がさっそく観察を始めた.

 大半の学生は連絡橋をわたって中地区へ移動していた.あとを追ってみると学生たちは足湯のまわりに集まっていた.

 天然の石材としか思えないほどに精巧な人造石材があちこちでみつかる.かなりの学生はこれにだまされていたようだ.

 旧城内キャンパスから持ち込まれたらしい石材があった.安山岩だ.おそらく戸室山起源だろうが表面をおおうコケのために細部はよくわからない.

 連絡橋の基礎のあたりに学生たちが集まっていた.

 ここに用いられているのは安山岩.


 自然科学研究科棟前の敷石の一部にはカコウ岩が使ってある.

 午前10時に自然科学研究科棟の玄関にて学生たちにレポートを受け取って授業終了.

 環日本海域環境研究センターだけがシールなのがなんだか寂しい.

  • Camera: Pentax Optio W30
  • Lense: SMC Pentax Zoom 6.3-18.9mm f.3.3-4.0