環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録(2)
2013年度後期(10月15日:角間キャンパス南方の道路沿い)

 曇り気味の空模様だった.午後から雨との予報だったが午前中は天気がもちそうだ.午前8時半に総合教育棟から自然研へ向かう.


 たった1週間なのに角間キャンパス中地区の木々は彩りを深めていた.

 連絡橋をわたって南地区へ.連絡橋の一方に知らないうちに防護ネットがはられていた.

 講義室で今日の実習予定を学生地に伝えて全員で外に出た.自然科学研究科前から田上へのびる学内道路を目的の露頭へ歩く.

 10分ほど歩いたところでその露頭に到着した.ここには卯辰山層の泥岩と極細粒砂岩が露出するが,まだ初秋とあって露頭は植生に被われていた.学生たちにまず全体を観察するように指示する.

 学生たちに先立って露頭状況を確認しておいた.植生は深いが少し掘れば泥岩がすぐに見つかる.ただ,植物のタネがやたらとくっついてくる.

 露頭全体のスケッチをとりおえた学生たちが露頭へ移動を始めた.

 ほとんどの学生は露頭のそばに立ちすくむだけだったが,中には露頭に登っていく元気のいいのもいる.

 崖の上まで登った学生たちが極細粒砂岩を見つけていた.

 露頭の下のほうにも細粒砂岩が見つかった.

 出勤中らしい教職員の車が道路を走りすぎていく.知った顔がときおり見つかる.

 午前10時前に実習終了.学生たちにレポートを受け取って自然科学研究科へ引き返した.

 自然科学研究科前から中地区へ足を向ける.

 ここで衣類に付着した植物の種子の除去作業.かなりの時間がかかった.

 中地区をとおり連絡橋をわたって総合教育棟へ.


  • Camera: Pentax Optio W60
  • Lense: SMC Pentax Zoom 2.5-25mm f.3.5-5.5