環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録(5)
2013年度後期(12月10日:自然科学研究科周辺の構造物の変状)

 2週間ぶりのこの授業だったが,この日も朝から激しい風雨が吹き荒れていた.連絡橋の下をとおってキャンパス中地区へ移動する.


 中地区の樹木はすっかり落葉していた.

 ふたつめの連絡橋をとおって南地区の自然科学研究科棟へ.

 教室で学生たちに今日の実習内容を手短に伝え,それから全員で外に出た.雨がときおり激しく降ってくるあいにくの天候だった.自然科学研究科棟玄関前で,セメントの柱とタイルとのすき間が意外と雑に作ってあるのをみつけた.

 すき間には雑草まで生えていた.学生たちのあとを追って中地区へ移動した.

 何人かの学生は南地区にそのまま残ってベンチの変形などを観察していた.

 より以前に造成された中地区のほうが地盤の変状がいちじるしい.

 雨水がたまっているおかげでタイルのデコボコなどが観察しやすくなっていた.

 学生たちは思い思いの場所ですけっちをとりはじめた.

 この蓋は周囲より数センチ浮き上がっていた.ただ,この蓋が何のためにあるのかはわからない.

 南地区へまた引き返した.

 連絡橋の上では学生たちが直下の道路にできたひび割れを観察していた.

 連絡橋の基礎のあたりにもわずかなくぼみが認められる.

 この樹木の周囲はおおきくくぼんでいる.

 午前10時に実習終了.学生たちが自然科学研究科棟につぎつぎに戻ってきた.

 レポートを回収し北地区へひきかえす.

 県道沿いの樹木もすっかり落葉していた.


  • Camera: Pentax Optio W90 and Nokia E72-1
  • Lense: SMC Pentax Zoom 2.5-25mm f.3.5-5.5