環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録(1)
2014年度後期(10月21日:角間キャンパス北地区北尾根)

 前回のこの授業は台風の接近のため休講にした.そのため今回が第1回目の実習となる.曇り空だったが幸いにも雨は降ってきそうになかった.総合教育棟から自然科学研究科へと歩く.連絡橋からみおろす県道沿いの樹木はほどよく色づいていた.


 角間キャンパス中地区をとおって自然科学研究科のある南地区へ.

 中地区の紅葉はいまがさかりのようだ.

 南側の連絡橋をとおってキャンパス南地区へ.

 203講義室で今日の実習予定を学生たちに伝え,それから全員で北地区へ歩いた.総合教育棟の横をとおって体育館沿いの道路を歩く.このあたりの紅葉もなかなかきれいだった.

 それから北地区北部にあるテニスコート方面へ階段をのぼる.

 テニスコートの近くで学生たち全員が集まるのを待ち,今日の実習予定についてのあらためての説明ののち,北地区北縁の尾根へのぼる小径を歩いた.小径沿いにはセイタカアワダチソウがびっしりと茂っている.

 学生たちもあとにつづいて小径をのぼってきた.

 尾根へとつづく細い踏み分け道をのぼる.70名ほどの学生たちがあとからならんでついてくる.

 斜面の踏み分け道にそって学生たちの列がつづく.

 尾根に立ってふりかえると角間キャンパス北地区の全貌がみわたせた.

 それから尾根沿いの小径に足を踏み入れた.植生がまだ深くてキャンパス方向はまったくみえない.

 しばらく歩いたところでスズメバチが出現した.学生たちを待たせて近づいてみたところ,小径沿いの地面にスズメバチの巣があるようだった.

 先へ進むことをあきらめて学生たちともども小径をひきかえした.

 先へはもう進めないため,適当な場所を選んでキャンパスのスケッチをとり地形を観察するように学生たちに指示をだした.

 尾根から降りていく学生もいれば,尾根のうえにとどまって作業を開始した学生もいた.

 それぞれに場所を確保して作業を続けている.

 尾根グループをそのまま残してひとあし先に尾根から降りた.降りたところにもキャンパスを観察する学生の一団がいた.

 セイタカアワダチソウが生い茂る小径をテニスコートへくだる.

 学生たちがつぎつぎと引き替えしてきた.テニスコートの周囲でスケッチを清書したり,スマホで撮影したキャンパス画像を写し取ったりしている.

 午前10時すぎに全員のレポートを回収して授業終了.

 総合教育棟へ引き替えした.


  • Camera: Pentax Optio WG-3 GPS
  • Lense: SMC Pentax Zoom 4.5-18mm f.2.0-4.9