環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録(2)
2014年度後期(10月28日:角間キャンパス南地区田上線)

 2回目の実習地は角間キャンパス南地区から田上方面へくだる道路沿いの切り割りだった.ここで泥岩と砂岩の観察をやってもらう予定だ.いつもどおり午後8時半に総合教育棟を出てキャンパス南地区の自然科学研究科棟へ歩いた.


 県道沿いの紅葉を見おろしながら連絡橋を中地区へ歩く.

 中地区の紅葉はまだみごろだった.

 落ち葉が地面を埋めていた.

 メディアセンター前をとおってふたつめの連絡橋へ向かってさらに歩く.

 連絡橋をとおって自然科学研究科棟へ.203講義室で学生たちに実習内容を伝え,それから全員で教室を出発した.

 学内道路を田上方面へ歩いて行く.トンネルを抜けてさらに南西へ.

 教室をでてから10分ほどで露頭に到着した.

 学生たちに露頭のスケッチをとりながら観察するように指示をだす.

 歩道の敷石にずらりとならぶ学生たちの姿は壮観だった.道路を通過する車の運転手が思いっきり見ていく.

 スケッチをとる学生たちを残して露頭状況を見にいった.

 スケッチを取り終えた学生たちがあとにつづいてやってくる.

 10月も末だというのに露頭面の植生は深かった.泥岩がみつかりはするものの植生に覆われていい露出はあまりない.この露頭での実習もそろそろ打ち切りどきなのかもしれない.

 学生たちがつぎつぎと露頭のある側へ移動してきた.女子たちはかたまって情報交換をしながら砂岩のスケッチをとっていた.

 学生のひとりが露頭の左手に泥岩の新鮮な露出を見つけてくれた.卯辰山層の塊状青灰色泥岩だが風化のため表面は黄白色になっている.

 植生が深いため露頭面をのぼる学生もいない.女子たちはずっとかたまったままだった.

 泥岩と砂岩の記載を終えた学生たちはレポートを提出して教室に戻っていった.

 最後のレポートを回収し,学生たちのあとから自然科学研究科の方向へと学内道路を引き返した.

 トンネルを抜けて.

 自然科学研究科の横をとおってキャンパス中地区へ.

 中地区にある5号館周辺の紅葉がきれいだった.

 中地区をさらに歩いて連絡橋へ移動する.

 キャンパス北地区がとおくに見えてくる.

 連絡橋をとおって総合教育棟へ.


  • Camera: Pentax Optio WG-3 GPS
  • Lense: SMC Pentax Zoom 4.5-18mm f.2.0-4.9