大学院国際学専攻専門科目「地球環境論特論」の記録(1)
2015年度前期(6月27日:五箇山菅沼合掌造り集落世界遺産:世界遺産の管理と暮らしを考える)

  午前9時15分に角間キャンパスを公用車で出発した.県道を走って南砺市に入り,福光インターチェンジで高速道路に入った.途中にある城端サービスエリアでひと休み.ここには合掌造りの模型があった.その中はヤギの飼育小屋になっていた.


 中が通れるようになったものもある.

 高速道路を南下して五箇山インターチェンジで一般道におりる.そこから川沿いに少し走ったところにある菅沼集落展望駐車場に車を止めた.

 この駐車場からは菅沼集落が一望できる.

 ここで南砺市教育委員会の浦辻さんと合流.菅沼の景観の変化についてここで説明を受けた.

 遊歩道をゆっくりと歩きながら集落へ移動する.

 道路際に残されたふしぎな形の土手.

 遊歩道からみる菅沼集落はまさに建設当時そのままの風情だった.

 電柱や電線がまったくない. 

 遊歩道から集落を見おろしながらの説明をうける.

 集落にだんだんと近づいていく.

 ここは集落で生活する方々の駐車場.

 やたらと毛虫が多い.

 学生たちは毛虫にも興味をもったようだった.

 集落の中に入った.

 ここで全体像についての説明をうける.

 ソフトクリームの模型になんとなくの違和感を覚える.自動販売機もここでは茶色に塗られていた.

 浦辻さんの案内で集落の中を歩いた. 

 防火用水の水槽.ここにはかつて1軒の住宅があったらしい.

 火災から集落を守るための放水銃.

 集落の中をさらに奥へと歩く.

 水田の緑がきれいだった.

 家々の入口には花がかざられている.花の種類にもこだわりがあるとうかがった.

 屋根の構造についてここで説明をうけた.2層になっているのがよくわかる.

 屋根材料の交換のためのくさり.

 話をうかがってから家屋を見なおすと屋根の構造がよくわかる.

 集落内の水路には澄んだ水が流れていた.食事やお土産の見せも多い. 

 カギかけ防犯キャンペーンののぼり.

 「ぱっか」だと思ってよく見たら「かっぱ」だった. 

 集落の中でかつての景観といまの景観のちがいについての説明をうけた.

 小さな小屋の中に案内された.中はまっくらだった. 

 降りて見たらここは地下駐車場だった.駐車車両が観光客にみえないようにとの配慮らしい.

 茅場の造成地も集落の中にある.本格的な造成地は山の斜面にあるということ. 

 集落の中をさらに歩く.

 お土産を売る店もかなりの数になる. 

 店頭に並べられたさまざまなお土産.

 集落の中を入口のほうへ引き返した. 

 内部が見学できる合掌造りを訪問した.

 浦辻さんの案内でその内部を見てまわる.2回へのぼる階段はかなり急だった. 

 2階にはかつての農作業用具などが展示してあった.

 菅沼はかつて煙硝の産地としても有名だったところだ.火縄銃の模型もおいてあった. 

 住宅から外にでる.

 一軒の食堂で昼食. 

 昼食のざるそば.セットの固豆腐が学生たちには好評だった.

 昼食を終えてまた集落の中へ. 

 一軒の喫茶店で,この世界遺産の維持管理に従事なさっている北さんのお話をうかがう.

 その後は集落の中をのんびりと散策した. 

 お土産屋さんに立ち寄ったり.

 そして集落を離れて展望駐車場へ引き返した.

 崖沿いの遊歩道を川沿いに歩く. 

 とおくにつり橋が見えてきた.

 トンネルの中をとおってエレベーターへ. 

 地下3階の「遺産駅」から地表の展望駐車場へ.

 遠くの山の斜面に茅場がみえた.川を見おろすと移動用のワイヤーもみえた. 

午後3時に菅沼集落を出発して金沢へ.途中で城端サービスエリアにまた立ち寄った. 

 午後4時に角間キャンパスの駐車場に到着した.

  • Camera: Pentax K20D and Pentax WG-3 GPS
  • Lense: SMC Pentax-DA 16-45mm f.4 ED-ALand SMC Pentax Zoom 4.5-18mm f.2-4.9