環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録
2016年度後期(11月29日:角間キャンパスの里山ゾーン)
午前8時半に総合教育棟から自然科学研究科棟がある南地区へ向かった.空一面に黒い雲がひろがるあいにくの天候だったが雨はさいわいにも落ちてこなかった.
角間キャンパス中地区の樹木は葉をすっかり落としていた.
中地区をとおりぬけて南地区へと移動する.
今日の実習内容について講義室で学生にまず説明し,それから学生たちとともにキャンパス南地区の里山ゾーンへ歩いた.
バス通り沿いにある里山ゾーンの入口から中へ入る.
里山ゾーンはすっかり晩秋の風情だった.
ふりかえると学生たちがあとから一列になってついてきていた.
林道の行き止まりで立ち止まり,ここから今日の実習にとりかかるよう学生たちに指示した.実習の内容は,1)里山の風景のスケッチとその自分なりの解釈,2)ここでみかけることができる生物多様性や生態系,のふたつだ.
里山ゾーンには日本らしいいい雰囲気の光景がひろがっていた.
ほとんどの学生たちは解散地点のあたりに残ったままで観察をはじめた.何人かはきた小径を引き替えしていった.
黒いビニールが残されたままの畑をながめている.
あたりをみまわすと,シダ植物や名前のわからない緑の葉っぱの木々が目についた.
こうやってみると植物の葉っぱの形状はおもしろいものだと思う.
学生たちのほとんどはあいかわらず同じ場所に残っていた.
小径をひきかえしていった学生たちは,何かをみつけたのか一ヶ所に集まっていた.
スケッチなどを終えた学生たちはその小径をつぎつぎに引き返していく.
集まっている学生たちはそこから動こうともしない.結局のところ,彼らが何を観察していたのかはよくわからなかった.
落ち葉があつくつもった畑と小径.
学生たちのほとんどがレポートを提出して南地区へ引き返していった.
とうの盛りをすぎた紅葉をながめながらそのあとを歩いて行った.
ほとんど枯葉といってもいいものだがこうやってみるとなかなかきれいだ.
セイタカアワダチソウのなごりや緑がいまだに濃いアイビーなどもある.
小径をとおって大学の道路へ.
ハナンジャコ口で道路にでた.
ここにもセイタカアワダチソウがまだはえている.
そこから県道をとおって角間キャンパス北地区へ.
曇り空の下をのんびりと歩く.
角間の里へと向かう小径の入口をとおりすぎる.
角間中央交差点のあたりにある自転車置き場をとおって総合教育棟へ.
Camera: Pentax WG-1 GPS and Pentax K-5
Lense: SMC Pentax Zoom 5-25mm f.3.5-5.5 and SMC Pentax=FA 43mm f.1.9 Limited