環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録
2017年度後期(12月19日:角間キャンパスの地盤の変状)
日曜日の大雪の影響が角間キャンパスにはまだ残っていた.気温も低い.連絡橋の上をとおることができないため,下の通路をとおって中地区へ歩いた.
中地区のほうが積雪の量はまだ少ないようだった.この程度ならば地盤の変状の観察実習は実施できそうだった.
自然科学研究科棟の講義室にて,地盤の変状が発生する原因やそれが地上の建造物にどう現出するかを説明し,その後に学生たちともども野外へ移動した.南地区の事務棟周辺で学生たちはさっそくタイルのずれを発見していた.
南地区と中地区とをむすぶ連絡橋にもずれがあった.
中地区で変状の現場をさがして歩く学生たち.
このまるいベンチの変形がもっともわかりやすいものだろう.雪の中で学生たちはこの状況を観察しスケッチをとる.
中福利施設の周辺も地盤の変状がわかりやすいところだが,今日は残念ながらの積雪でみえなかった.
午後10時に学生たちのレポートを回収して実習終了.
雪が残る中地区を北地区へと歩く.
調整池には氷がうっすらと張っていた.
Camera: Ricoh WG-3 GPS
Lense: SMC Pentax Zoom 4.5-18mm f.2.0-4.9