環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録
2018年度後期(10月16日:卯辰山層の砂岩:南地区環境保全センター裏)
今日もいい天気にめぐまれた.北地区から自然科学研究科がある南地区へ歩いて移動した.
授業がはじまる約10分前.
樹木の葉がかなり落ちた中地区を抜けて南地区へ向かう.
連絡橋をとおって南地区の自然科学研究科棟へ.
今日の実習内容についての教室での説明ののち,学生たち全員をつれて外へ出た.目的地となる環境保全センター裏の林道がとおくにみえる.
ここで学生たちに実習内容の説明を手短にくりかえし,それから林道を歩いた.
林道の中の植生はまだふかかったが路沿いに露頭がいくつもあった.
林道の終点まで行ったところで学生たちに実習にとりかかってもらった.学生たちはぞろぞろと道を引き返していった.
林道沿いの急斜面をのぼっている女子のグループがいた.
そのあとにつづいてのぼると砂岩の露頭があった.中ほどには礫岩の層が挟在する.
学生たちはそこで観察をはじめた.見下ろすと次のグループが斜面をのぼりはじめているところだった.
学生たちがつぎつぎと斜面をのぼってくる.今学期の学生たちはあまり躊躇しないようだ.
林道を引き返すと道路沿いの露頭を観察するグループがいた.
土場との識別にややてこずっているようだったが砂岩をきちんと認識していた.
林道の環境保全センター側にはいい露頭がある.そこにも何人かの学生たちがいた.
この露頭がおそらくもっとも観察しやすいものだろう.卯辰山層の黄褐色細粒砂岩が露頭全体に露出する.
午前10時前に環境保全センターのあたりへひきかえす.
学生たちからレポートを受け取って今日の授業が終わった.
学生たちが解散してのちに林道上空にドローンをあげた.
今日の観察ルートにそってドローンを移動させる.
林道の終点あたり.
ドローンを反転させると角間キャンパスの建物群がよくみえた.
角間キャンパス全景
ドローンを回収してから北地区へ引き返した.
中地区をとおって.
北地区の総合教育棟へ.
Camera: Ricoh WG-3 and DJI Spark
Lense: SMC Pentax Zoom 4.5-18.0mm f.2-4.9