大学院国際学専攻専門科目「地球環境論演習」の記録(1)
2018年度Q3期(10月25日:千里浜の海岸浸食)

 今学期の受講者は留学生3人のみだった.インドネシアとタイ,ヴェトナムからの留学生たちだった.そこで,天気にめぐまれた初回の今日は,河北潟干拓地の農業利用と千里浜海岸の海岸浸食の見学にでかけることにした.午前11時に人社学域の公用車で角間キャンパスを出発し,30分ほどで河北潟干拓地に到着した.


 調整湖をながめながら,河北潟干拓の歴史や土地利用の変遷について解説する.その後に干拓地を車で走りながら土地利用の実態を学生たちにみてもらった.

 かほくイオンでの昼食ののちに千里浜をおとずれた.千里浜海岸の砂の特異性や海岸浸食問題,そして観光地としての特徴についてここで解説した.

 ドローンをあげて上空からのようすを学生たちにみてもらった.

 海岸と並行にはしる3つの砂堆を上空からみることができる.手前の2つは波のためにやや見づらい.

 反対方向の宝達山方面をみおろす.

 千里浜からその南側となる海岸のようす.

 ドローンを降下させながら千里浜の全容をみなおす.

 ついでの記念写真.

 千里浜にそって車を走らせ北端となる千里浜レストハウスで車をとめた.

 いい天気ながらも波がややある.風もややふいている.

 ここでもドローンをあげた.

 上空にあげるにつれて日本海がみわたせるようになる.

 ここでも砂堆の列を海中に確認できる.

 140m上空からみた千里浜海岸の全景.

 海岸の砂が沖合へ洗い流されているのがよくわかる.

 ドローンを北へ300mほど北の河口あたりへうごかしてみた.

 ここでもついでの記念写真.

 千里浜レストハウスにはふしぎな形の砂の像がかざってあった.

 彫像のテーマがなんなのかはわからない.

 なんともふしぎなものだ.

 じわじわとくるものがある.

 高松サービスエリアでひと休みしたのちに角間キャンパスへ戻った.

  • Camera: Pentax K-3II and DJI Mavic Pro
  • Lens: SMC Pentax-DA 16-45mm f.4 ED-AL