環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録
2018年度後期(11月13日:大桑層の砂岩と断層)

 曇りとの予報だったが朝からすっきりと晴れてくれた.雨のため延期となった野外実習にはうってつけの天気だった.


 いつもどおり中地区を抜けて自然科学研究科のある南地区へ歩いた.

 今日の実習のテーマである大桑層の砂岩とそこで観察される断層について教室で説明し,それから実習地となる県道沿いの沢へ歩いた.

 11月も半ばとあって植生はかなり少なくなっていた.沢の入り口で実習の注意点などを学生たちに伝えてから沢へ入った.

 昨日の雨のせいで沢の中はかなりぬかるんでいた.沢をふさぐような倒木も多かった.

 それでも露頭状況はかわらず両校だった.大騒ぎしながらも学生たちがあとからついてくる.

 沢の奥まで歩いたところで実習の作業にとりかかってもらった.

 このあたりには下部更新統大桑層の砂岩が露出する.学生たちにこれまで見せてきた卯辰山層の堆積岩よりは硬度がずっと高くなる.

 沢にそって砂岩の露頭が連続する.

  学生たちは露頭のスケッチをとり,それから砂岩そのものや断層を観察していた.

 作業を終えて県道に戻っていく学生たち.ここでレポートを回収し授業を終えた.

 ドローンをあげてルートの写真を撮っておく.

 落ち葉が敷きつめられた県道沿いの歩道を歩いてキャンパスへ引き返した.

 それにしてもいい天気だ.

 角間中央の交差点から北地区へ歩く.

 斜面をのぼって総合教育棟へ.

 

  • Camera: Pentax Optio W90
  • Lense: SMC Pentax Zoom 5.0-25.0mm f.3.5-5.5