環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録
2018年度後期(12月11日:角間キャンパス北地区)

 今回の地質学概論は角間キャンパス北地区での岩石の観察実習にした.総合教育講義棟のB3教室にて実習内容を説明し,学生たちにはその後すぐに実際の作業に入ってもらった.実習内容は北地区で堆積岩,火成岩,変成岩をそれぞれひとつみつけて観察するというものだ.この岩石は総合教育講義棟の玄関近くにあって目立つが学生にとって鑑定の難易度は高い.


 記念碑になったカコウ岩は人気だった.表面がよく研磨されているので内部構造が観察しやすい.

 斑晶がややちいさなカコウ岩でできた記念碑もある.

 石の灯籠にむらがっている学生たちがいた.これもカコウ岩でできているが表面が苔むしていて観察しにくい.

 枯山水にある大理石.代表的な変成岩のひとつだ.

 変成岩がなかなかみつからないせいか,この大理石のまわりに学生たちがおおぜい集まってきた.そのすぐ近くには砂岩もある.

 枯山水を歩くときれいな礫岩をいくつもみかける.

 わかりやすい礫岩もある.

 午前10時すぎに実習終了.それにしてもさむい日だった.

  • Camera: Pentax WG-3
  • Lense: SMC Pentax Zoom 4.5-18.0mm f.2.0-4.9