環境デザイン学類専門科目「地質学概論」の記録
2019年度後期(12月12日:角間キャンパスの変成岩)
今日の授業はいつもとは趣向をかえて生物多様性と里山について考えてもらうことにした.朝方の天気はすっきりとはしないものだったが午前中はなんとかもってくれそうだった.
浚渫が進む調整池をながめながら角間キャンパスの中地区へ,そして自然科学研究科棟がある南地区へ.
教室での今日の実習内容の説明をおえて学生たちとともに里山ゾーンにある角間の里に移動した.外気温は13度とこの季節にしてはあたたかだった.
例年の実習地にしていた里山ゾーンは熊出没のため立入禁止になっている.
かつての里山にあった炭焼き小屋や野菜畑などが里山ゾーンには再現されている.
角間の里に到着後はすぐに実習にとりかかってもらった.里山がどんなところなのかのイメージをつかんでもらい,それとともに生物多様性について考えてもらうのが今回の実習内容になる.
学生たちは角間の里の周囲を歩き回りながらの観察と風景のスケッチをはじめた.
この季節とあって角間の里のまわりの樹木は葉をほとんど落としていた.
角間の里の白壁にたまたま張りついていたカタツムリがいい観察対象になっていた.
小雨がときおり降ってはきたが軒下でしのぐことができた.
午前10時にここでレポートを受けとって今日の授業が終わった.学生たちを見送ってからドローンで里山ゾーンの写真を撮っておいた.
角間の里から県道にかけて.
角間の里の駐車場と角間キャンパス北地区.
角間の里の全景ととおくに角間キャンパス南地区.
ドローンを回収してから自然科学研究科棟へ引き返した.
途中でみかけたカタツムリとカマキリの卵.
角間の里とその近くにある野菜畑.
自然科学研究科棟へ行く途中にも調整池がある.
そして自然科学研究科棟へ.
Camera: Pentax Optio W60 and DJI Spark
Lense: SMC Pentax Zoom 5-25.0mm f.3.5-5.5