地球社会基盤学類専門科目「地質学概論」の記録
2021年度後期(10月26日:角間キャンパスの地層:卯辰山層の砂岩)
今日もいい天気にめぐまれた.総合教育棟の教室での説明ののちに学生たちと南地区へ移動した.
環境保全センター裏手の小径が今日の実習地になる.ここで学生たちをいったん集めての説明後に小径へ入った.
かつてはいい露頭だったおおきな法面が入口のあたりにある.その後は杉林の中の小径になる.
小径を抜けたところは田上の住宅地.
このあたりが角間キャンパスの西野境界となる.ここで学生たちに実習内容をあらためて伝えたうえで今日の実習に入ってもらった.
今日の実習はこの小径沿いで露頭をさがして,その露頭で砂岩を発見し,それを観察して記載するというもの.
土壌の露出ばかりながらも,ちょっとした沢の奥に砂岩の露頭があった.ここに露出するのは下部更新統の卯辰山層だ.何人かの学生たちが元気に露頭までのぼってきた.
その露頭の近くに学生たちが集まってくる.やや離れたところにも砂岩をみつけたらしい学生たちの姿がみえる.
学生たちを実習地に残して小径をキャンパスへ引き返した.
小径を引き返してくる学生たちからここでレポートを受けとって実習終了.
レポートの回収後に里山ゾーンの南側に少し立ち入った.
ここでドローンをあげて今日の授業のおさらい画像を撮影しておく.
50メートルもあげると今日の実習ルートがよくみえるようになった.
角間キャンパス里山ゾーンにある今日の実習ルート.はるかとおくに小立野台地や野田山もみることができる.
この位置からみた角間キャンパス南地区.ハードラボの配列がよくわかる.
真上からみた実習ルート.
実習ルートの末端あたり.ここでドローンをもどした.
小径の入口のあたりにあるおおきな法面の写真も上から撮っておく.
ドローンを回収し自然科学研究科棟へ引き返した.
Camera: Ricoh WG-4 GPS and DJI Mavic Mini
Lense: SMC Pentax Zoom 4.5-18.0mm f.2.0-4.9