国際学類専攻専門科目「研究演習」の記録(6)
2022年度第4クォーター(12月21日):石川県小松市の日本遺産地域

 国際学類専門科目「研究演習」の第4クォーター最初の見学先は石川県小松市の日本遺産の登録地にした.大学院人間社会環境学専攻の専門科目「地球環境論演習」との合同実施になる.午前11時に学生たちを公用車に乗せて角間キャンパスから小松市へ移動した.木場潟の道の駅で昼食をとり,九谷焼などの小松市の特産物をみたうえで,滝ヶ原町にある本山丁場をまず訪れた.この月曜日の大雪がまだ残っていた.


 丁場はなぜか無人だった.見学の事前希望を伝えていなかったので,丁場の外に置いてある石材などのみを学生たちにみてもらった.

 淡灰色の凝灰岩の石材がたくさん積んであった.この石材の特徴や成因,用途などについて学生たちに説明する.

 本山丁場の見学にひきつづいて滝ヶ原にある石橋のひとつを見学.

 滝ヶ原町のランドマークともいえる西山丁場を外からながめる.

 奇岩で有名な那谷寺を訪問.

 参道を本堂へと歩く.

 雪の下から苔が顔をのぞかせている.

 奇岩で知られる庭園を通り抜ける.

 山門をくぐって本堂へ.

 本堂の中を見学.

 三重塔をへてさらに歩く.

 庭園をみおろす展望台へ.

 ここからさらに奥の参道はクマ出没注意の看板とともに立ち入りが規制されていた.

 参道をひきかえす.

 朱塗りのお堂を見学する.

 観音下町にある観音下町場跡を訪れた.

 ここにはかなりの積雪がまだ残っていた.

 雪が積もった歩道と階段を町場跡の展望台へ歩く.

 観音下丁場の跡地.黄白色の凝灰岩石材が数年前までここで採掘されていた.

 いまは展望台となっている.この凝灰岩の成因や特徴,石材としての用途を学生たちに説明する.

 すっかり雪につつまれた丁場跡.

 階段をおりて車へ引き返した.

 観音下石で作られた倉庫がここにある.

 見学を終えて金沢へ引き返した.

  • Camera: Casio Exilim EX-F1 and Pentax Optio WG-2 Shining Blue
  • Lens: Casio Exilim Optical 7.3-87.6mm f.2.7-4.6 and Pentax Zoom Lens 5.0-25.0mm f.3.5-5.5