地球社会基盤学類専門科目「地質学概論」の記録
2023年度後期(10月24日:卯辰山層の砂岩,環境保全センター裏の林道)
今日の朝から絶好の天気だった.青空の下を自然科学研究科棟から北地区へと歩いた.
連絡橋をとおってキャンパス中地区へ.
たった一週間で中地区の紅葉がずいぶん進んでいた.
ふたつ目の連絡橋をとおって北地区へ.県道井波線沿いの紅葉もすいぶんすすんでいた.
総合教育1号館の前の樹木はすっかり紅葉して真っ赤になっていた.
総合教育講義棟のB1教室で今日の実習内容や堆積岩と砂岩について説明し,それから学生たちと南地区へ歩いた.
今日の実習地となる環境の前線ター裏手の林道の入口には,クマ出没のため通り抜け禁止の看板が出ていた.
特別許可を取ってあるためこの警告は気にせずに学生たちと林道へ入った.しかし,林道に入ってみたら何人もの通学の学生たちとすれ違った.
林道を田上方面に向かって歩いた.今年は夏が暑かったせいか植生がいまだに濃かった.とくにセイタカアワダチソウの繁茂がいちじるしい.
林道をさらに歩いて田上方面へ下りる.
林道の出口となる里山ゾーンの田上口.ここで自由観察時間とした.
学生たちはやってきたばかりの林道をぞろぞろと引き返していった.約70名の学生数はかなり多い気がする.
途中の沢で砂岩の露頭がみつかった.この一ヶ所に学生のほとんどが群がっていた.
やや離れたところには泥岩の露頭があった.卯辰山層の泥岩だ.灰白色で脆弱.
林道のところどころに学生たちが散らばっていた.
午前10時すぎまでにレポートを提出してもらって今日の授業が終了した.
Camera: Pentax WG-3 GPS Green
Lense: Pentax Zoom Lens 4.5-18mm, f.2.0-4.9