地球社会基盤学類専門科目「地質学概論」の記録
2023年度後期(12月12日:角間キャンパス里山ゾーン)
雨こそ降っていないものの朝からどんよりとした曇り空だった.自然研から総合教育講義棟がある北地区へと歩く.
中地区をとおって北地区へ.
連絡橋の下にある調整池に泥が浮かんでいた.
総合教育棟へ.雨こそ降っていないが野外実習にするか室内十種にするかで迷ってしまう.
野外実習と決めて配付資料を印刷し,講義室でその説明を終えて外へ出たら,ちょうど雨が降りはじめたところだった.
たいした降りではなかったので,そのまま県道沿いの歩道を歩いて里山ゾーンへ向かった.
コンビニがある角間大橋で南地区へ向かう道路にはいり,金沢大学里山ゾーンのハナンジャコ口へ.
ここで学生たちをいったん集めて今日の実習内容や予定を再確認ののちに林道を奥へ歩いた.
11月半ばの実習で卯辰山層の粗粒砂岩を観察したあたりだ.
今日の実習のテーマは「里山ゾーンで生物多様性を考える」になる.学生たちは小径沿いにひろがって里山のスケッチをとりはじめた.
雨はあいかわらず降りつづいているが,さいわいにも大降りになる気配はない.
この沢のほぼ中央にあるこの樹木がなんともいい存在感を出している.
苔むした樹皮が古木といった雰囲気をかもし出す.
畑があるが何が植えてあるのかはわからない.
里山の風景のスケッチを終えた学生たちは,里山の生き物さがしに入ったようだった.足下の枯れ葉をめくったりしている.
卯辰山層の露頭の表面で生き物をさがす学生たちもいる.
午前10時すぎにレポートを回収して今日の実習終了.
バス通りを歩いて自然科学研究科棟へ.
そしてハードラボ方面へ.
午前10時半に帰着.
Camera: Ricoh WG-4 Silver
Lense: Ricoh Lens 4.5-18mm, f.2.0-4.9