2007年9月27日(木)金沢市大桑町
朝から秋晴れのいい空だった.この天候ならば地層観察への支障はまずありえないが,現場を確認するため早朝のうちに現地を訪れてみた.おんまかいがら橋から見下ろす上流側は低い水位のおかげで河床が広々と露出していた..
午前8時すぎに角間キャンパスを出発.途中で補助の学生たちを車に乗せながら大桑の現場へ向かう.大桑野球場の駐車場で研究室の学生たちと合流し,そこで各自の配置などの打合せ.そうやっているうちに大徳中学校1年生243名が何台ものバスで到着した.この人数はさすがに多い.駐車場が生徒たちでほぼ埋まっている.きちんと整列する生徒たちに,まず補助の学生どもどもの簡単な自己紹介.それから注意事項などを話したうえで,生徒たちにABふたつのグループに分かれてもらい,Aグループを案内して地層観察のため上流側へ移動した.Bグループは院生・学生たちに案内されて化石採集のため下流側へ向かった.上流側では簡単な説明のあと,ここに分布する犀川層や大桑層,そして両層の不整合などをまず観察してもらう.