「バケツプリン」プロジェクト by 飯野忠樹

2008年10月14日(火)〜16日(木):地学学生実験室


10月14日(火):教育学部心理学研究室4年の飯野忠樹君立案の「バケツプリン」プロジェクトに実験室を提供した.大きなケーキはこれまでに何度も作ったが,実験室を使ってのプリンは初めてだったので興味もあった.初日はオーブンなどのテストを兼ねての試作の日.分担者やギャラリーも交えて準備が始まる.


 数10個の卵が次々と割られる.牛乳が6リットル・・・.レシピはこちら


 卵を溶いてひと休み.


 鍋には多量のカラメルソース.バターを塗ったステンレスバットにこれが流しこまれる.

 あたためた牛乳に溶き卵を注ぎ入れ,

 両者を軽くまぜあわせ,


 75番メッシュでこしてプリン生地のできあがり.

 ステンレスのバットに生地を流しこみ,これを160度のオーブンで蒸し焼きにする.


 焼き上がるには予想以上の時間がかかった.

 そして立案者による試食.味は・・・.



10月15日(水):学生実習から戻ってみたら,実験室のオーブンにはバケツプリン2個がすでに投入されていた.実験台には昨日作って冷蔵庫で冷やした試作品がおいてある.


 大きさを測ってからみんなで試食.カラメルソースがほどよくしみてじつにうまい.


 一方のバケツプリンは予定時間を大幅に超過しながらも無事に焼き上がった.ブリキのバケツに入っているのが試作品その2.防火用バケツに入っているのが明日のイベント用のバケツプリン.


 ブリキバケツのプリンを苦労して取り出した.これもいい焼き上がりだった.さっそく試食.


10月16日(木):イベントのためにバケツプリンを総合教育棟から教育実践支援センターへ運ぶ.台車に載ったプリンというのを生まれて初めてみることになった.彼の仲間たちが待ちかまえるセンターにプリンが無事に到着.


 飯野君による竹串の儀式.それにつづいてバケツに蓋をする.


 二人がかりでバケツをひっくり返す.


 おそるおそる持ち上げられたバケツの下にはみごとに自立したプリンがあった.

 プリンへのデコレーション.今日は飯野君の誕生日だ.


 ひととおりの儀式が終わったところで待ちかまえたように賞味が始まった.


 巨大プリンがみるみるうちに小さくなっていく.

 それを感無量のおももちでみつめる主催の飯野君と遠衛君.


 

  • Camera: Pentax Optio W30
  • Lense: SMC Pentax Zoom 6.3-18.9mm f.2.6-4.8