総合科目「金沢学入門2(An Introduction to Study of Kanazawa 2)」

平成16年度後期開講:講義資料

開 講:月曜日2限,B1講義室(定員120名)


講 義 の 目 的

●コーディネーター

●開講学期・曜日時限

後期月曜日2限

●キーワード

金沢・地域・歴史・社会・文化・自然

●授業の主題

加質百万石の伝統をいまに伝える金沢の町は、中世においては、「百姓の持ちたる国」と呼ばれ、一向一揆によって支 配されていた町でもあった。本講座では、金沢のもつこうしたさまざまの性格に関して、歴史的な側面をふまえつつ、 自然・社会・文化の各方面から考察し、新しい「金沢」像の構築にむけて学んでいきたいと思う。

●授業の目標

前期は金沢の歴史・文化の面を中心に学んだが,今期は,地質学的な特質、都市学的な側面等もあわせ学びながら、世界に向けて発信していく21世紀の金沢の街の姿をさまざまに検討していきたい。

【各回の内容と担当者】

●学生の学習目標  

自分たちが現に住み、生活し、学んでいるこの金沢という地域について、諸君はすでに多くの情報を得ているはずで ある。特に、この町は行政レベルで観光客誘致にカを入れているということもあって、そうした面からの惰報がたくさ ん入ってくることが多いにちがいない。しかし、行きずりの観光客として接するのと、その土地に住んで生活してする 場合とは、その土地に対する印象は大きく異なる。ことに、この地に生まれ育った人間において、そのギャップははげ しい。そうした体験をふまえながら、外からの目、内からの視点をあわせ学びつつ、この町の、過去・現在・未来につ いて考えていってほしいと思う。

●評価方法・割合の概要

学習態度(出欠等)・毎回の授業終了時に書いてもらうミニレポート・期末試験

●評価の方法

評価は学習態度(出欠等)・毎回の授業終了時に書いてもらうミニレポート及ぴ期末試験で判断します。 期末試験は、各講義担当者より出題される問題から2問を選んで書いてもらい、採点は、各担当教官がおこないます。 成績は、原則としてその平均とします. ●評価の割合 学習態度10%・ミニレボート10%・期末試験80%

●テキスト・数材・参考書等

毎回、授業時に配付するプリント

●オフィスアワー メールによる問い合わせのみ

●その他履修上の注責事項や学習上の助言

金沢の行事やイベント等に興味を持ち、参加したり調べてみたりすること。 街を歩いて、いろいろな人と触れ合い、様々なものを見て聞いて食べる