金沢市南部野田山地域(土木地質・岩盤工学講義)
2001年4月25日(水)

 第一回目の「土木地質・岩盤工学」の講義の日.受講生は約20名ほど.新第三系の露出のいい野田山に行った.三叉路でバスを止めてもらい,まず下荒屋層の凝灰岩をみせる.それから道路沿いに露出する朝ケ屋層を説明したあと沢に入った.少し歩いたところで朝ケ屋層からその下位の七曲層にかけてのいい露頭があった.先週の軽いフィ−ルドで慣れた研究室の学生たちは七曲層の露出する崖を登っていく.


 ここでの七曲層は均質で塊状の軽石質粗粒凝灰岩と,細粒・粗粒の凝灰岩の細互層とがおおまかに互層している.

 講義の受講生たちは沢沿いの露頭を調べている.川に入ったり崖を登ったりはいやらしい.
 

 正午前に講義を終了してバスに戻った.

  • Camera: Konica 現場監督WB
  • Lens: Konica 35mm f.3.5
  • Film: Fujifilm Super 400
  • Scanner: Epson FS-1200WINS