理学部地球学科の野外調査実習の日にあわせ,今年から研究室にやってきた新人研究者たちとともに散歩がてらの巡検にでかけた.ときおり小雨が降ってくるあいにくの天気だ.角間キャンパスを陰地とともに出発し途中でひとりずつ拾い上げて野田山に到着.平栗橋へと下る途中に車を止め,そこからいったん尾根まで道路を引き返し,それから改めて下りながら露頭をひとつずつ見ていった.標高がもっとも高いところに露出する礫岩をまず観察する.円磨良好ながらも淘汰不良の中〜大礫で構成されている.おそらく段丘礫層だろう.