金沢市南部上辰巳地域:古内研究室との合同フィ−ルド
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2006年5月22日(月) 担当:塚脇真二
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古内研究室との初の合同フィ−ルドを金沢市南部の上辰巳で実施した.午後1時すぎに角間を出発し午後1時半ちょうどに到着.たった1週間前と比べても緑が濃くなった気がする.高圧線検査の方々がまるで凧のように青空に浮かんでいる.
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犀川をまず上流へ歩いて砂子坂層の下部へ案内した.川沿いの崖を足場を確かめながら先へ進む. |
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元気な連中は川の中を突っ走る. |
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ここでひとりが眼鏡を川底に沈めてちょっとした大騒ぎ.幸いにもじきに見つかった.流れのある濁った川底でよく見つけたものだと思う.ここで砂子坂層の地質学的な位置などを説明したが,誰も聞いているそぶりを見せない.
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ふと思い立って露頭裏手の崖を登ってみることにした.みんなあとからついてきてくれる.登りきったところから見る犀川はなかなかのものだった.. |
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間近に砂子坂層の成層した凝灰質砂岩があった.層理面が明瞭に発達する.これをざっと見たところで崖を下ることにした. |
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ここで犀川を対岸へ渉る.先週に比べて水量は少ないが流れはかなり速い. |
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足をとられながらも2名を残して全員が対岸へ.2名のチキンは対岸から石を投げられながらも崖づたいに戻っていった. |
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川底には砂子坂層の凝灰質砂岩とそこに発達する生痕化石,そして正断層群がよく見えていた. |
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下流へまわり再び川を渉って植物化石を多産する砂子坂層の凝灰質泥岩を見る. |
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ここで今年度初の崖渡りトライアルを開始した.これまで8年間にわたって削り続けたため手掛かりがもうほとんどない.最初に試みてはみたが途中で滑落した.浅瀬まで泳いで振り返ってみたら神納がすでに落ちていた.古内さんも豪快な水しぶきとともに滑落する.
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続いて新4年生の川戸の番だったがあっさりと水没. |
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同じく新4年生の大藪.進退きわまり笑顔で川に落ちていった. |
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新4年生の長田もあっさりと滑落する. |
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古内研一番手の正井は崖に張り付いてしばらく耐えていた.頼りにしているのは両手の植生だけ.しかし力尽きて転落.
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M2の三宅もがんばっていたがやはり転落.手掛かりの植生がだんだんとやせ細っていく. |
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古内研M1の村P.結局は落ちてしまったが到達距離は今回の最長不倒だろう. |
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ここから古内研の学生たちが次々と落ちていった.
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カメラを構える時間すらないほどのペースの早さだ.先に落ちた連中は対岸で見物としゃれ込む. |
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これであとふたり.
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最後のひとりともなるともう誰も見ていなかった. |
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午後3時すぎに合同フィ−ルド終了.研究室に戻って身支度を整え,午後6時から自然研で合同BBQ. |
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