金沢市医王山南西麓石黒地域
2006年12月2日(土) 担当:大藪泰二郎
大藪泰二郎が卒業論文研究調査を行っている金沢市医王山南西麓の石黒付近へ研究室全員で巡検に出かけた.天気予報に反しての好天のもと午前8時半に共用車で角間キャンパスを出発.昨日と同じルートで湯涌温泉へ.そして石黒付近で北へのびる狭い林道へ入った.右手の沢には砂防ダムが並ぶ.
そのすぐ右手には緑色凝灰岩があった.細粒で緻密ながらも固結度はそれほど高くない.その直上には不規則な面をもって黒色中〜粗粒砂岩が位置する.
露頭のどの部分もきわめて硬い.安山岩あるいは熔結凝灰岩だろう.場所によって斑晶が小さかったり目立ったりとさまざまだ.
そして緑色凝灰岩がふたたび現れた.白色といってもいいだろう.軽石が豊富に含まれる.固結度はそれほど高くない.