2007年6月4日(月) 担当:塚脇真二
4回目の実習は暑いほどにの天気に恵まれた.午前8時半に角間キャンパスを公用車で出発し上涌波の林道へ15分ほどで到着.林道途中の露頭から前回の続きを開始した.
青灰色細粒砂岩がまだ連続する.それにしても植生がかなり深くなってきた.
吉岡がかつて削った有名なステップも植生と風化でもうどこにも見あたらない.このあたりに露出するのは貝化石の破片をわずかに含む青灰色細粒砂岩だ.
凝灰岩の直下に青灰色細粒砂岩.凝灰岩の基底には層厚数cmの細粒〜中粒の軽石凝灰岩が位置する.上位層との境界は漸移的.
近づいてみたら山砂採取場だった.上部層の典型的な断面をここで観察することができた.ここでこの日の実習はとりあえず終了.