金沢市上辰巳地域(野外調査実習,その1)

2008年5月2日(金) 担当:塚脇真二


 新4年生にハンマーの使い方やフィ−ルドの歩き方に慣れてもらうため,午後の地学実験の下見をかねて上辰巳へでかけた.午前8時から研究室で簡単なミーティング.午前8時半に角間キャンパスを出発して20分後に現場到着.辰巳ダム建設現場の駐車場に車を止め,担当の方へあいさつをすませてから河床へ下りた.


 まず右岸に連続して露出する砂子坂層の観察.ここではハンマーの使い方を覚えてもらう.

 続いて右岸の崖に沿って上流へ移動.


 雪解け水のせいか犀川の水位は通常よりも高いようだ.

 上流の犀川が大きく曲がるあたりで上にちょっと登ってみた.砂子坂層に挟在する泥岩薄層をつかって層理面や地層の走向・傾斜についてここで説明する.


 崖から下りたら増水した犀川で渡渉の練習.M2の長田とともに先に渡渉しておく.

 4年生たちはやや上流側から渡渉開始.


 ちょっとよろめきながらも3人とも無事に到着.


 左岸の斜面をのぼって駐車場へ引き返した.

 角間キャンパスへ戻り,自然研の研究室にちょっと立ち寄ってから総合教育棟の研究室へ.

  • Camera: Ricoh Caplio 500G wide
  • Lens: Ricoh Zoom Lens 5.8-17.4mm f.2.5-4.3