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2009年6月23日(火)
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前夜からの豪雨も午前中にはあがってくれた.かねての予定どおり2回目のフィ−ルド実習として担当の1年生3名とともに建設中の辰巳ダムの工事現場の見学にでかけた.午前10時半に自然科学研究科前を出発.15分ほどで事務所に到着.そこで挨拶をすませ,パンフレットをいただき,所長さんらの案内で工事現場を見に行った.まず犀川左岸の展望所から現場を見下ろしながら話をうかがう.続いて広報施設で学生たちは現場のビデオを見せてもらう.
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この施設の中できれいに作られたミニチュアをみつけた.どのあたりが自然の地形のままで残るのかがこれでよくわかった. |
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ふたたび左岸の展望所から現場を見下ろす.
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展望所の直下には中新統七曲層の露頭があった.灰白色の凝灰角礫岩だ. |
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下流側にある柱状節理が発達する岩脈付近もそのまま残るという.見下ろしたところには辰巳用水の取水口がある.
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対岸には青灰色の泥質岩らしいものが見えていた.七曲層の凝灰質泥岩だろうか.節理らしいものが発達している.ダムよりも上流側はかなりの部分がおおわれているが,貝化石がみつかる砂子坂層の露頭や正断層群はそのまま残りそうだ. |
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車で工事現場を見下ろす右岸側に移動した.ここからは現場が一望される.大規模な斜交層理が発達する砂子坂層の露頭もちゃんと残っている. |
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ここまでみたところで実習終了.角間キャンパスに戻った. |
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