カンボジアならびにインドシナ半島における過去2万年間の環境変遷史

 

 中国奥地に端を発しヴェトナム南部で南シナ海に注ぐメコン河は流路長約4000qの大河であり,下流域には世界最大の熱帯湖トンレサップや広大なメコンデルタなどの特徴的な地形が発達する。また,この地域は東南アジアにおける重要な開発対象として注目されるとともに古代から高度な文明が栄えたことでも知られる。そこでトンレサップ湖やメコンデルタの堆積物の解析にもとづき同湖ならびにメコン河下流域における過去約2万年間の環境や地形の変化を復元し,環境変化と文明の盛衰との関係を探るとともに将来の気候変動や開発にともなう環境の変化を予測する。

 

 
  • カンボジアのトンレサップ湖
  • 研究課題と調査・研究方法
  • これまでの調査地域
  • これまでの研究成果
  • 今後の調査予定と将来の展望
  • 参考文献や参考資料など
 
     
資 料
第9回世界湖沼会議「カンボジアのトンレサップ湖における総合学術調査の必要性」(2001年11月)
報道機関用配布資料「トンレサップ湖における過去約1万5千年間の環境変遷史−現時点−」(2002年1月)
第6回アンコール遺跡保存事業連絡協議会「金沢大学の活動状況報告」(2002年2月)
第8回アンコール遺跡国際シンポジウム「カンボジアの自然環境−過去から現在,そして将来−」(2002年10月12日)
一般公開講演会「トンレサップ湖−アンコール文明をはぐくんだ湖,そしてカンボジアの命」(2002年11月2日)

平成17年度海外学術調査総括班フォーラム地域分科会:話題提供用資料(2005年6月24日)

国際シンポジウム「カンボジアのトンレサップ湖における生物多様性維持機構の評価」要旨集(2005年12月1日:プノンペン)
平成15〜17年度科学研究費補助金「カンボジアのトンレサップ湖における生物多様性維持機構の評価」報告書(2006年3月31日)
一般講演会/国際シンポジウム「カンボジアの人と自然−生物多様性調査と遺跡保存修復事業の現場から」(2006年9月1日:金沢)
北陸地盤工学研究会講演「カンボジアの自然環境−過去,現在,そして未来−」資料(2007年2月24日)