東南アジアに分布するマングローブ生態系周辺海域における堆積作用
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東南アジアの海岸域に広く分布するマングローブ林は貴重な生物資源として,また環境保護の見地からその保全が訴えられている。さらに将来予測される海面変動がその立地環境に与える影響も懸念されている。しかし,マングローブ林周辺海域での堆積物の浸食・運搬・堆積過程についてはいまだに不明な点が多くこれが立地変動予測や保全対策への障害となっている。そこで海底堆積物の解析にもとづいてマングローブ林周辺海域における堆積作用の詳細を解明し,現在の立地条件を明確化するとともに開発や海面変動による堆積作用の将来的変化の予測を試みる。
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