淡青丸KT00-14次航海
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(日本海南西縁部:対馬周辺および島根沖)
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(2000年9月25日〜10月2日:その1)
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9月24日(金沢→福岡)
小松空港16時30分発のANK747便にて福岡空港へ向かう.離陸後の飛行機が旋回すると窓の外には雲のたちこめた日本海が見えてきた.なんとなく先行きの天候に不安を感じさせる雲行きだ.しかし,出雲市あたりからだんだんと雲がとぎれ眼下に青い日本海が見えるようになった.そして懐かしい能古島を右下に眺めながら福岡空港に17時45分に到着した.
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9月25日(出航→対馬南西測線)
午前9時半に淡青丸に乗船.まずは私物を居室におき,それから天神へ航海中の食料などの買物に出かけた.午後1時に再乗船.午後2時に博多港を出航.午後2時半からの研究航海打合会のあと,午後5時45分から対馬南西測線での採泥作業が始まった.最初の測点G1(水深77m)では貝殻混じりの中粒砂が採れる.オケアン採泥器の調子がとてもいい.
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神谷研究室M1の元木朗恵くん.初めての航海にもかかわらずたいした船酔いもせずにサンプリング作業に従事していた. |
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理学部地球学教室の神谷隆宏と加藤道雄の両氏.この両氏に船酔いは関係ない.
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この測線での採泥作業は翌26日の午前1時半で終了した.合わせて8地点での採泥にすべて一発で成功する.好天と調子よく動いてくれるオケアン採泥器のおかげだ.どの試料も貝殻混じりの中粒砂だった.研究室内では千葉県立博物館の柳研介氏がずっとソーティングをしていた. |
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測点G7での採泥中に4匹のハリセンボンがすくい採られる.手のひらでころがすと怒ってふくらんだままになる.これがなかなかおもしろい.あとで海に帰してあげた. |
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