トンレサップ湖調査打ち合わせ渡航(TS21−1b)
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2001年1月21日〜26日(その1:1月21〜22日)
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1月21日(日):金沢→関西空港
センター試験の監督終了後,急いでJR金沢駅へ向かう.駅前には1月16日の大雪の名残が残っていた.薄手の長袖ワークシャツにブレザーをはおっただけなのでとても寒い.
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大雪の影響か乗車した大阪行きのサンダーバードは出発予定時刻からやや遅れて発車した.列車の中で夕食を済ませ,新大阪駅で関空特急はるかに乗り換えJR日根野駅で下車.この夜は日根野駅前にある日根野ステーションホテルに泊まった.
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1月22日(月):関西空港→バンコク→金沢
午前7時半に起床しゆっくりと出発準備を整える.そしてホテルの送迎バスで関西空港へ.空港到着後,すぐJL623便にチェックインした.1月下旬とあってか空港内に人影はまばらだ.出国審査場内にも旅行客の姿はほとんどない.待合室にも商用渡航らしいスーツ姿のビジネスマンたちがいるだけだった.午前10時45分に機内へと案内され,JL/TG623便は予定時刻ぴったりの午前11時10分に離陸していった.
天気はよかったが雲が多いうえにかすみがかかっていて地表のようすはほとんどわからない.それに加えて座席が主翼の真上だった.地表をみることをすぐにあきらめ読書とワインとで機内をすごす.
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現地時間午後2時50分にバンコクのドン・ムアン国際空港に到着.プノンペン行きのタイ航空TG698便にチェックインし,空港内の喫茶店で時間をつぶして出発待合室へ.午後4時すぎに機内へ案内されると搭乗機はすぐに離陸していった.バンコクの街並みはよくみえる.しかし,飛行機がやや上昇すると地表はすぐにかすみに覆われみえなくなった.入国書類を書いたりや機内サービスの軽食を食べて時間をつぶす. |
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プノンペンに近づいた飛行機が徐々に高度を下げはじめる.すると,地表のようすがだんだんとわかるようになってきた.水があちこちに残っている. |
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さらに高度を下げた飛行機がプノンペンの西方上空でゆっくりと左に旋回した.トンレサップ川が視野に入ってくる.集団漁業らしい舟影が川面に並んでいる.水量が減ったとはいえ大地は水浸しのままだ. |
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メコン河とトンレサップ川にはさまれた低地にも水が残っている.飛行機はメコン河上空で右に旋回した.ふたつの川が合流するチャクトムクがみえてくる. |
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フラップを出した飛行機はさらに高度を下げて飛行場への進入体勢に入った.トンレサップ川にかかる通称「日本橋」がみえる. |
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そして午後5時半にプノンペンのポチェトン国際空港へ到着.地表の気温は30度前後だろう.プノンペンにしては涼しいが真冬の金沢からの到着とあって暑苦しく感じる.パスポート審査をとおり関西空港であずけたスーツケースを受け取って空港の外へ出た. |
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空港にはソクホンが迎えにきてくれていた.彼の車で市内へ向かう.午後6時すぎとあって市内へ向かう道路は大渋滞だった.自動車の間をすり抜けながら走るバイクが交差点を先にふさいでしまうため車はなかなか前に進まない.30分以上もかかってようやくダイヤモンドホテルに到着した.チェックイン後に夜の市内を散策する.乾季半ばとあってさすがに涼しい.日本を出るときから着たままの長袖シャツでちょうどいいくらいの気温だ.モニバン通りに新しくできたスーパーマーケットに立ち寄ってミネラルウォーターを買っておく.ホテル近くの台湾料理店で夕食をとってホテルに戻り,明日の予定を確認してベッドに入った.
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Camera:
Pentax MZ-3, Asahiflex 1A and Fuji Caldia Mini Tiara
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Lense:
SMC Pentax-FA Zoom 28-80mm f.3.5-5.6, Takumar 50mm f.3.5 and Super
EBC Fujinon 28mm f.3.5
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Film:
Fujicolour Reala Ace and Superia 800
- Scanner:
Epson FS-1200WINS
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