南タイの津波堆積物,大気汚染,およびカンボジアEMSB渡航

2006年2月25日〜3月14日(その6:3月3日)


2006年3月3日(金):ハジャイ

 朝っぱらからいい天気だった.洒落たアパート群が遠くに見える.見下ろせば路地がある.


 湖沼堆積物採取の適地を捜すためペラポンの車で古内さん,荒木ともどもホテルを出発.道路をまず西へ向かい市街地を抜ける.

 そして北東となるソンクラ湖方面へ向かった.

 途中の村役場に立ち寄って湖沼情報をたずねてみた.しかしあまりかんばしい情報はない.

 続いて主要道を南西へ向かった.

 別の町役場を訪れる.ここでいくつかの情報が手に入った.

 地方道をさらに南へ向かう.

 ペラポンの案内である家を訪れた.このあたりの組合長さんの家らしい.

 組合長さんの案内でまずひとつの池を訪れた(862).人の手は40年間は入っていないという.深さも2mくらいあるらしいが,何年か前に干上がったという.

 続いて別の池へ(863).表面が藻でびっしりと覆われた不気味な池だ.ここも以前に干上がったことがあるらしい.

 3番目の池は完全に人工的なものだった(864).

 そして最後の候補地へ(864).ゴミ処理場が近いためにひどい悪臭が漂っていた.ここは人の手がかなり入っているようだ.浅すぎて使い物にならない.

 すべての候補地が使えないことを確かめて組合長さんの家へ戻った.ここでヤシ酒をご馳走になる.

 午前11時にプリンスオブソンクラ大学へ戻った.昼食をここのカンティーンでとる.午後,同大学植物学のキティチャットさんの研究室をたずねて別の情報を探してみたが,近年の住宅ラッシュでハジャイ周辺のため池などはほとんど埋め立てられたということだった.クラビかトラン,あるいはプーケットまで行けば小湖沼はまだ存在しているようだ.

 午後3時半にホテルへ戻った.今日一日の資料を整理しホテル近くの海鮮レストランで夕食.そして・・・.

 

−3月3日の調査ルート−


  • Camera: Pentax Optio WPi and Pentax MZ-30
  • Lense: SMC Pentax Zoom 6.3-18.9mm f.2.6-4.8 and SMC Pentax-FA Zoom 28-70mm f.4
  • Film: Fuji Reala Ace
  • Scanner: Canon Canoscan FS-4000US