カンボジアのメコン河音波探査等渡航

2006年4月15日〜4月26日(その1:4月15日)


2006年4月15日(土):金沢→関西空港→バンコク→シェムリアプ

 ”サンダーバード6号”で金沢駅を午前7時1分に出発.新大阪で”はるか15号”に乗り換える.列車の中では眠りっぱなし.


 午前10時34分,関西空港に到着.先月とはうってかわって空港内には人気がほとんどなかった.まずJL727便にチェックイン.ここで荷物を預け,2階に降りて両替を済ませ土産を購入してからパスポート検査を通過する.

 午後1時ちょうどにJL727便に乗り込む.あいにくの雨だった.

 午後1時半に飛行機は離陸.しかし雨と雲とで視界はまったくない.空港への連絡橋すら見えないほど.

 飛行機は雲の上にでた.地表はまったく見えない.

 屋久島上空を通過するも下界は見えないまま.

 東シナ海上空も雲に覆われていた.

 南シナ海上空も雲に覆われたままだった.機内での昼食ののち一眠りする.

 雲がようやく消えたところは東北タイ上空だった.大気にもやがかかっているめ赤外線に切り替える.

 奇妙に蛇行する河川が見えた.ムン川だろうか.貯水池らしいものもある.

 ムン川がもっとも激しく蛇行するあたりにさしかかった.

 河道移動のようすがよくわかる.三日月湖となった放棄河道の痕跡も明瞭だ.

 ここは何度見ても飽きない.

 こんなヘアピンカーブ状になっても水がよく流れるものだと思う.

 上流へ向かうにつれて支流が認められるようになる.支流群の流路も複雑だ.

 通常光でも蛇行のようすが確認できる.

 ムン川がだんだん後方に去っていく.

 続いて東北タイの細かく規格化された水田群が見えてきた.

 しかしここでまた厚い雲に地表は被われてしまった.まるで雨季のような雲だ.

 飛行機は東北タイ上空を通過していく.

 雲が切れたところはバンコク平原とコラート高原との境界となる山岳地帯だった.

 赤外線にしてもあまり視界はよくない.

 バンコク平原へさしかかった.

 バンコク郊外の農村地帯,そして住宅地帯上空を通過してドンムアン空港へ到着.現地時間午後5時15分.

 バンコクも雨だった.飛行機を降りて空港ビルディングへ向かう.

 シェムリアプ行きのPG944便に搭乗予定だったが1時間早いPG942便に乗ることができた.しかし機内で出発まで30分近く待たされる.

 午後6時45分にシェムリアプに向けて離陸.バンコクの夜景が眼下に見える.

 飛行機は大型のエアバスA320だった.しかし機内は空いていた.

 飛行機は国境を越えてカンボジア上空へ.外は暗くてもちろん何も見えない.機内では夕食をとることができた.午後7時20分にアンコール・シェムリアプ国際空港に到着.

 入国ビザとパスポート検査に30分ほど時間がかかる.空港を出たところには運転手のソ・ペンが待っていてくれた.彼の車でまっすぐタプロームホテルへ.カンボジア正月とあってロビーにはフルーツの飾り物が並べてあった.

 101号室に荷物をほどき,街へ出てタイガーカフェで軽い夕食,そしてなじみのバーで一杯.

  • Camera: Sony Handycam PC120 NTSC, Pentax Optio WPi and Pentax MZ-S
  • Lense: Carl Zeiss Vario-Sonner 4.2-42mm f.1.8 T*, SMC Pentax Zoom 6.3-18.9mm f.2.6-4.8 and SMC Pentax-FA Zoom 28-105mm f.4-5.6
  • Film: Fuji Pro 400
  • Scanner: Canon Canoscan FS-4000US