土木建設工学科講義「地質学概論」の記録(4)
2005年度後期(11月8日:金沢市大桑町の犀川河原)

 大学を出発したときにはいい天気だったが実習現場に到着したころから不穏な空模様になってきた.駐車場で今日の実習内容「大桑層の化石探し」を学生たちに簡単に説明したあとすぐに作業にとりかかってもらった.


 学生たちは思い思いの場所に散らばっていった.広い河床が学生たちで埋め尽くされる.

 ここ数日の雨で化石層はきれいに洗い出されている.

 晴れたり曇ったり雷鳴がたまに響いたりの不思議な天気だ.

 実習を開始して30分もすると化石がちらほら見つかり始めてきた.修士2年の大植靖士と竹内朝美が実習指導を手伝ってくれる.

 河岸に彫刻でもしているのだろうか・・・.

 ホタテガイの大きな化石も見つかっていた.

 だんだんと天気が悪くなってくる.

 不思議な形状の巻貝が見つかった.なんだろう?ホタテガイの小さな化石はかなりの数が掘り出されていた.

 川下へ行ったグループがホタテガイの巨大な化石ふたつを見つけて帰ってくる.いずれも合弁の見事なものだ.

 午前10時半を回ったあたりで雨が落ちてきた.ここで実習を終了して河原から撤収する.

 小立野の工学部キャンパス跡地をとおり・・・.

 午前11時すぎに角間キャンパスへ戻る.ものすごい風が吹いていた.

  • Camera: Pentax Optio S4
  • Lense: SMC Pentax Zoom 5.8-17.4mm f.2.6-4.8