2007年6月8日:図学実習(3:地質図学実習,地学学生実験室)
野外実習のつもりだったが天気予報どおりの雨になった.これで3週連続の雨だ.不満はつのるが3回目の図学実習として地質図学の練習問題を実験室でやることにした.黒板を使って地質図の意味や地質図学の基本的な方法を説明する.そしてイメージトレーニング用のバウムクーヘンを配布し,練習問題にさっそくとりくんでもらった.
2007年6月15日:図学実習(4:空中写真の読み方,地学学生実験室)
昨日から降り出した雨が午前中も残っていた.予定していた最後の野外実習はまた中止.これで4度目の延期になる.そこで空中写真の判読実習を実験室で行うことにした.黒板を使って空中写真の意味や判読方などをあらためて説明する.
2007年6月22日:野外調査実習(5:手取川)
朝からときおり強い雨が降る最悪の天候だったが,これまで4回連続で野外実習が中止になっていたし,河川工学が専門の徳島大学の竹林さんがいらしていたこともあって,暴れ川で有名な手取川の河床・河岸地形の見学にでかけることにした.午後1時に公用車で角間キャンパスを出発.山側環状道路,そして加賀産業道路をとおって旧辰口町付近の手取川に到着.小雨の降る天気だったがここで下流をまず見学した.降り続く雨のため川は増水している.竹林さんが河床の礫や植生,生態系などについてじつにていねいに説明してくれる.
2007年6月29日:古生物学実習(2:有孔虫の鏡下観察)
この日も朝から雨だった.しかもときおり雷鳴がとどろく強い雨.これで金曜日は6週連続で雨ということになる.しかし,共同担当者の加藤さんによる有孔虫化石の鏡下観察を予定していたため,この天候に影響されることなる午後1時に実験が始まった.有孔虫化石についてまず説明がある.
2007年7月6日:岩石学実習(1:教育学部地学実験室) ※カンボジア出張中
共同担当者の酒寄さんによる岩石薄片試料の製作実習その1.
2007年7月13日:岩石学実習(2:教育学部地学実験室)
共同担当者の酒寄さんによる岩石薄片試料の製作実習その2.
2007年7月20日:岩石学実習(3:教育学部地学実験室) ※大学院演習担当日
共同担当者の酒寄さんによる岩石薄片試料の鏡下観察実習.
2007年7月27日:期末定期試験(地学学生実験室) ※大学院演習担当日
自然科学研究科棟で開講している大学院の演習を1時間で切り上げて総合教育棟へ戻る.午後2時から例年どおりの期末試験を行いこれで今学期の地学実験がすべて終了した.その後はアイスクリームとTAの神納の学生証写真で軽い打ち上げ.