2008年5月23日: 野外調査実習(5:小二又)
今日は地学実験の野外実習最終回.実際的な地質調査を履修生たちにちょっとばかり味わってもらうため,角間キャンパスの北となる金腐川沿いを地層をみながら歩くことにした.キャンパスをバスで午後1時すぎに出発.金沢市東部のゴミ処理場近くの四つ角で下車.ここで今日の注意点などを伝えたあと,金腐川沿いの最初の露頭(1)へ下りた.この露頭をまずは自由に観察してもらう.地層の傾斜方向とこれまでみてきた地層との岩相の類似性への注目を求める.
今日の観察露頭の位置
2008年5月30日:土質力学実習(1:地学学生実験室) ※カンボジア出張中
共同担当者の高原さんが液状化の実習をやってくれた. 以下,実験中のスナップ写真.(撮影:橋詰朝美・正井 晶)
2008年6月6日:土質力学実習(2:地学学生実験室) ※カンボジア出張中
この日も高原さんの担当.土質力学の演習だったらしい.
2008年6月13日:古生物学実習(貝化石の整形と鑑定)
今日は共同担当者の加藤さんによる貝化石の整形と鑑定実習.担当外だったが実験室のようすをときおり見に行く.
2008年6月20日:地形図学実習(2:地形図と空中写真の読み方)
「地形から地質構造を読む」をテーマに実習を行った.断層や地層の硬軟が地形に出現することをまず黒板を使って説明し,それから水系図の書き方と読み方,空中写真の意味などを説明する.そして金沢大学周辺の地形図などを使って地形のリニアメントを読み取る作業に入ってもらった.画像記録はなし.
これで今学期の地学実験の担当がほぼ終了.次回からは酒寄さんの担当で岩石学実習が始まる.