地学実験の記録
2010年度前期(その5:7月16日〜7月30日)

2010年7月16日:岩石学実習(2:人間科学4号館地学学生実験室)

 今日も酒寄さんの担当で岩石学実習の2回目.午後3時くらいに実験室を訪れてみたら,第2グループが研磨作業を始めたところだった.


 まず小型ダイヤモンドカッターを使っての2次切断作業.

 薄く切断された岩石試料がスライドグラスに残る.

 次に回転研磨機での研磨作業.研磨粉は#220.

 薄片の厚さをときどきチェックする.片減りがあるときはすぐに修正する.

 第2グループ全員の2次切断が終わったようだ.岩石カッターをとりあつかうとあって学生たちの目は真剣そのもの.

 そして,通称「アイアン・メイデン」とよぶ鉄板上での研磨作業.研磨粉は#800.

 仕上げはガラス板上での#2000研磨.

 薄片の厚さは酒寄さんが顕微鏡で確認する.

 磨き上げた岩石の表面をコートし,ラベルを貼ってできあがり.

 予定どおりの時間に第2グループも作業終了.

2010年7月23日:岩石学実習(3:人間科学4号館地学学生実験室)

 岩石学実習の最終回は顕微鏡下での岩石薄片の観察.これまでの2回の実習で作った薄片試料が材料だ.午後2時くらいに実習のようすを見にいった.


 モニターに映し出されたプロのスケッチをお手本を参考にスケッチを進める.

 人数が多いため前半と後半に分けての実習.これは前半のグループ.

 スケッチがだんだんと完成されてきた.

 午後2時半に前半グループの実習が終了.後半グループが入れかわって実習を開始する.

2010年7月23日:バーベキュー実習(環日本海域環境研究センター植物園)

 実習終了後に地学実験恒例のバーベキューを植物園で開催した.コンロは3つ.


 左右のコンロでは女子たちが肉やフランクフルトを焼き始める.真ん中では原君が野菜をそっと焼き始める.

 いい色合いになってきた.三宅はここでもいじられっぱなし・・・.

 ひたすら食べ続ける学生たち.ほんとにひたすら食べ続けている.余ると思った食材がみるみるなくなっていく.

 なんとなくの記念写真.

 午後5時半には南地区事務部の方々もご参入.あちこちで会話がはずんでいた.

 終了は午後8時すぎ.

2010年7月30日:期末定期試験(地学学生実験室)

 午後1時から学生実験室で期末試験.しかし,あまりにも暑かったためE14セミナー室にみんなで移動.期末試験の結果は全員合格.みんなの成績を急いで学務システムに入力する.

 その後,荷物をいそいでスーツケースにつめ込んで金沢駅へ.


 これで今学期の地学実験の全予定が終了した.

  • Camera: Pentax Optio W60
  • Lens: SMC Pentax Zoom 5-25mm f.3.5-5.5