2019年11月15日:野外調査実習5(金沢市小二又町)
大学のバスを使っての最後の野外実習の日だった.今学期のこの授業では初めての好天にめぐまれた.予定どおりに大学のバスで小二又にある実習ルートに向かった.
小二又の分岐点に到着した.ここでバスを降りる.すぐ近くを金腐川が流れている.学生たちに現在地の位置をまず確認してもらう.
小道の中も植生が深かったがその奥に露頭をみつけることができた.ここで10分間の自由観察時間にした.
実習終了後のおさらいのため,これまでに歩いてきたルートをここで撮影しておいた.
道路沿いをさらに歩く.
ここでもドローンをあげて周辺の地形を撮影しておいた.
実習を終えて大学のバスにひきかえした.
2019年11月22日:野外調査実習6(金沢大学角間キャンパス)
野外調査実習の最終回は角間キャンパスで実施した.学生実験室で角間キャンパスの立地条件や地下地質について説明し,それからキャンパスの北地区へ移動した.総合教育棟前の広場での地盤沈下の現状をまずみてもらう.それから地下通路へ移動して沈下対策について理解してもらった.
それから県道にそって杜の里方向へ全員で歩いた.
学生たちは足をすべらせながらも沢の中に入ってきた.この沢の中でしばらくの自由観察時間をとった.
工事は先月に比べたらずいぶん進んでいた.工事関係者の方々に許可をもらってこの法面で地層を観察することにした.
調整池の浚渫もさらにすすんでいた.
2019年11月29日:古生物学実習(金沢大学総合教育2号館地学学生実験室)
今学期の地学実験の最終回は学生実験室での古生物学実習だった.大桑層から学生たち自身で採集してきた貝化石の整形と鑑定の実習だ.すっかり乾燥した貝化石からまず千枚通しを使って砂をおおまかに取り去る.
スケッチが終わったら図鑑をもちいての鑑定の作業.