日本海における現在の堆積作用ならびに過去2万年間の海洋環境変遷史

 

 代表的な縁海のひとつである日本海は,最深部が3千mをこえるにもかかわらず外洋とは対馬海峡や津軽海峡などの狭小な海峡で連絡するのみであり,このような閉鎖性の高さゆえ日本海は氾世界的海水準変動に対応してその海洋環境を著しく変えてきた。そこでおもに日本海東縁部海域での海洋地質学的調査にもとづき,氷河時代最盛期である約2万年前から約6千年前の海面高頂期をへて現在に至るまでの日本海の海洋環境ならびに堆積作用の変遷を解明する。

 

 
  • これまでの研究成果
  • 今後の調査予定と将来の展望
  • 参考文献や参考資料など