トンレサップ湖調査TS21−1
2000年11月18日〜12月5日
(その3:11月22日午前,中央市場散策)
11月22日(水)午前:プノンペン
午前7時に起床してすぐにホテルのカフェへ降りた.もう日本人メンバーは全員が朝食をとっている.日本時間だともう午前9時半.2時間の時差は大きいかもしれない.尾田さんと小沢君はカンボジアを訪れるのは今回が初めてだ.神谷さんもプノンペン市内はほとんど見たことがない.そこでタクシーを一台チャーターして半日観光に出かけてもらった.加藤さんも同行する.出発するみなさんをホテルで見送り,それから調査機材などを準備するため中央市場に行った.
調査に必要なものはすぐにそろった.時間が余ったことだし変化の著しい中央市場の中をひととおり写真に納めておくことにした.まず西側入り口あたりの食料品売り場から.
西側の市場入口から入って右手に曲がると魚屋が並んでいる.活きのいいエビが生け簀に入っていたり氷漬けになったりして売られている.コンポンソムからきたものだという.
その奥には食料品店や金物屋が軒をつらねる.
南側あたりにくると時計や洋装品の店が並ぶ.
そして靴屋街がある.まだ午前中だというのに食事中の人も多い.
東側入り口あたり.ここが中央市場の正面玄関になる.華やかな花屋や銀の食器を売る店がある.
東側入口前の路地には観光客向けの土産屋が軒をつらね,建物の中に入ると宝飾品店や時計屋などが華やかさを競っている.
いろいろな土産品が売られるようになった.絵葉書の種類もふえたし印刷もよくなった.
東側入口にある銀細工と宝石の店.小ぶりのルビーには本物が多いようだが大きいものはちょっと怪しい.
市場の中央を横切って西側入口へと戻る.このあたりには小食堂や食料品店が並んでいる.
お昼前のせいかどの店にも活気がある.
市場を出てホテルへと戻る.かつては「インターナショナルヘアカット」一軒があるだけだった理髪店も,今では10軒近くが店を並べている.
そしてモニバン通りをとおってダイヤモンドホテルへ.
観光から戻ったみなさんといっしょにホテル近くの北京飯店で昼食をとった.そして部屋ですべての荷造りを整えてからロビーでカンボジア側参加者と落ち合った.調査所のトッチェ・サンバースとは久々の再会だ.新メンバーのベン・ブンナリンとイム・シムをソタムから紹介される.これで調査隊は全員がそろった.手配してあった大型ワゴン車でポチェトン空港へ向かった.
Camera: Pentax MZ-3 Lense: SMC Pentax-FA Zoom 28-80mm f.3.5-5.6 Film: Fujicolour Reala Ace and Superia 400- Scanner: Epson FS-1200WINS