南タイの津波堆積物,大気汚染,およびカンボジアEMSB渡航

2006年2月25日〜3月14日(その12:3月9日)


2006年3月9日(木):プノンペン

 午前7時に教育研究所に到着する.


 石川・荒木の両名とともに講演の準備を始める.講堂が明るいせいでスクリーンがよく見えないがこれでやるしかなさそうだ.


 トンレサップ湖の歴史と生態系維持機構についての塚脇の話につづき,午前8時20分から荒木がカンボジアの植物についての講演を始めた.地球科学教官のプティが通訳をつとめる.

 この時期は研修生たちの教育実習期間だったらしい.参加者は予定よりもずいぶん少なかったがみんな熱心に聴いてくれる.

 荒木のテンションもだんだんと上がってくる.

 熱演のようすをビデオ映像に納めておく.

 講演の終了間際にはパフォーマンスも派手になってきた.

 続いて午前9時半から石川の講演が始まる.通訳は同じく地球科学教官のカニタ.

 研修生たちはくたびれるようすもなく講演に聴き入っている.

 いい目つきだ.

 真剣なまなざしに石川は流し目で応える.

 石川のテンションもだんだんと上がってくる.目の動きがやたらと活発になる.

 熱気につつまれた講堂内に居眠り一名,内職一名.

 講演後は研修生たちの質問攻めにあっていた.

 ホテルに戻っての昼食ののち,資源局のメンと来月の調査で使う船をさがしにトンレサップ川の船着場へ行った.

 感じのいい船を見つけた.船名は「Mekong」.

 船内が広い.よけいな壁がないので測器の出し入れがしやすそうだ.後部には広いデッキもある.仮契約を済ませてホテルへ戻った.

 夕食は全員でニューパリレストランへ.石川の明日の帰国を祝して一杯.ここで泥酔した大八木をホテルに残してさらに一杯.

  • Camera: Sony Handycam PC120 NTSC and Pentax Optio WPi and Pentax MZ-30
  • Lense: Carl Zeiss Vario-Sonner 4.2-42mm f.1.8 T* and SMC Pentax Zoom 6.3-18.9mm f.2.6-4.8