土木建設工学科講義「地質学概論」の記録(2)
2007年度後期(10月16日:金沢大学環境保全センター裏の沢)

  第二回目の実習地は環境保全センター裏手の沢にした.先週の地学実験で歩き回ったところだ.ここで卯辰山層の泥岩,砂岩,礫岩を観察するのが今日のテーマとなる.講義室での説明のあと全員で現場へ移動する.研究室4年の伊藤と浅井がここで合流.しばらく歩いたところでつきあたりの柵に到着.ここで本日の実習内容をおさらいし学生たちに自由に観察を始めてもらった.


 履修者数は前回よりも増えたようだ.セメントで舗装されただけの林道が学生でいっぱいになる.伊藤と浅井が途中をみてくれはしたが学生が多すぎて焼け石に水だった.

 元気のいい3年生たちが礫岩を求めて沢をよじのぼっていく.元気のない3年生は林道で立ちすくむ.

 沢を登っていった学生たちの姿が見えなくなった.林道からも学生たちの姿が消えていく.あとを4年生ふたりにまかせて林道を引き返した.

 林道の途中に砂岩の露頭があるが誰かが叩いたらしいようすはない.

 切り割りのところにも砂岩の露頭があるがここにも痕跡はほとんど残っていない.

 出口付近の露頭も同じく手つかず.学生たちはいったい何を見たのだろう・・・.

 環境保全センター前でレポートを受け取って解散.

− 今日のルート −


  • Camera: Fuji BigJob DS270H
  • Lense: Super EBC Fujinon 6.2mm f.2.8
  • GPS: Sony GPS CS-1K