地学実験の記録
2002年度後期(その2:10月18日〜11月7日)

10月18日:地形図学実習(地学学生実験室)

 塚脇・加藤ともに出張だったため,教育学部の酒寄さんならびにTAのふたりが地形図学実習を代行してくれた.


10月25日:野外調査実習(金沢市大桑町)

 塚脇がインドネシアに出張中だったため,共同担当者の加藤さんとTAのふたりとで金沢市大桑町を流れる犀川河床へ受講生をつれだしてくれた.以下はTAの陰地君が記録してくれた画像からの抜粋.






 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


11月8日:貝化石の整形と鑑定実習(地学学生実験室)

 あいにくの豪雨のため上辰巳に野外実習に行く予定を変更し,加藤さんの指導で貝化石の整形と鑑定とを行った.前回の野外実習で犀川河原の大桑層模式地から採集してきたものだ.雨に加えてとても寒い日だった.


 ビニール袋からそれぞれが採集した貝化石をまずとりだす.ここ1週間ほど雨が降り続いたせいか試料は湿ったままだった.

 最初に貝化石にくっついた砂を千枚通しでおおまかに取りのぞく作業に入る.試料が湿っているためになかなかうまくいかないようだ.

 続いてやわらかい歯ブラシを使って貝化石表面についた砂を慎重に取りのぞく.

 砂が湿っているために歯ブラシの毛に砂がはさまりこんですぐに使えなくなった.

 小さな貝化石についた砂もていねいに取りのぞく.

 そして化石と図鑑の写真とをみくらべながら鑑定作業に入る.大きなものは肉眼で,小さなものは実体顕微鏡を使う.

 TAと受講生との奇妙なコンビもあった.

 貝化石に名前をつけ標本ケースにしまっておしまい.
 
     

  • Camera: Canon PowerShot S20 and other
  • Lens: Canon Lens 6.3-13.0mm f.2.9-4.0